【公共交通・バス】高崎市内循環バス「ぐるりん」平成22(2010)年12月16日更新版

【ぐるりん各線一覧と変遷】
 高崎市内循環バス「ぐるりん」とは平成9年6月に運行を開始したもので、以後数度の路線拡充を経て平成22(2010)年9月現在で以下の14路線が運行されている。なお「黒い太字」はそのバス停を始発終着とする便、「赤い太字」はそのバス停を終着とする便、「緑の太字」はそのバス停を始発とする便がある事を示す。
「都心循環線」(系統番号0)
・0系統
 高崎駅西口→市役所→高崎総合医療センター→東京電力前→高島屋前→高崎駅西口

 2010年8月29日東京電力前停留所にて撮影
「少林山線」(系統番号1・2)
・1系統
 高崎駅西口→市役所→高崎公園前→高崎総合医療センター→乗付緑地公園前→少林山入口→八幡小学校入口→下大島町→群馬八幡駅→下豊岡→高崎総合医療センター→市役所→高崎駅西口
・1系統鼻高展望花の丘経由  高崎駅西口→市役所→高崎公園前→高崎総合医療センター→乗付緑地公園前→鼻高展望花の丘→少林山入口→八幡小学校入口→下大島町→群馬八幡駅→下豊岡→高崎総合医療センター→市役所→高崎駅西口
・2系統
 高崎駅西口→市役所→高崎公園前→高崎総合医療センター→下豊岡→群馬八幡駅→下大島町→八幡小学校入口→少林山入口→乗付緑地公園前→高崎総合医療センター→市役所→高崎駅西口
・2系統鼻高展望花の丘経由
 高崎駅西口→市役所→高崎公園前→高崎総合医療センター→下豊岡→群馬八幡駅→下大島町→八幡小学校入口→少林山入口→鼻高展望花の丘→乗付緑地公園前→高崎総合医療センター→市役所→高崎駅西口
  ・高経大線(系統番号3・4)
・3系統
 高崎駅西口→市役所→高崎公園前→高崎総合医療センター→台町→高経大前→剣崎十字路→沖町東→浜川十字路→六郷長寿センター前→昭和町→総合福祉センター→東小学校前→高崎駅西口

 2010年11月22日高崎駅西口にて撮影
・4系統
 高崎駅西口→東小学校前→総合福祉センター→昭和町→六郷長寿センター→浜川十字路→沖町東→剣崎十字路→高経大前→台町→高崎総合医療センター→市役所→高崎駅西口
・大八木線(系統番号5・6)
・5系統
 高崎駅西口→連雀町→新島短大前→浜川体育館→大八木町北→鳥羽町東中央群馬脳神経外科病院→井野駅北→高崎問屋町駅問屋口→総合福祉センター→連雀町→高崎駅西口
・6系統
 高崎駅西口→連雀町→総合文化センター→高崎問屋町駅問屋口→井野駅北→中央群馬脳神経外科病院鳥羽町東→大八木町北→浜川体育館→新島短大前→連雀町→高崎駅西口
・京ヶ島線(系統番号7・8)
・7系統
 高崎駅東口→高崎問屋町駅貝沢口→育英短大前→島野町→元島名町西→高崎商業高校東→江木町東→高崎駅東口
・7系統萩原町経由
 高崎駅東口→高崎問屋町駅貝沢口→育英短大前→上京目公民館前→萩原町→萩原町南→元島名町西→高崎商業高校東→江木町東→高崎駅東口
・8系統
 高崎駅東口→江木町東→高崎商業高校東→元島名町西→島野町→育英短大前→高崎問屋町駅貝沢口→高崎駅東口
・8系統萩原町経由
 高崎駅東口→江木町東→高崎商業高校東→元島名町西→萩原町南→萩原町→上京目公民館前→育英短大前→高崎問屋町駅貝沢口→高崎駅東口
・群馬の森線(系統番号9・10)
・9系統
 高崎駅東口→高崎健康福祉大学→島野町南中島団地入口→昭和病院→群馬の森→中居団地東→双葉町→高崎駅東口
・10系統
 高崎駅東口→双葉町→中居団地東→群馬の森→昭和病院→中島団地入口島野町南→高崎健康福祉大学→高崎駅東口
・倉賀野線(系統番号11・12)
・11系統
 高崎駅東口→双葉町→倉賀野駅東→倉賀野駅前→山名イーストタウン→ポリテクセンター群馬前→高崎産業技術専門校→ポリテクセンター群馬前→商科大学前→サンピエール病院前→上佐野町北→高崎駅東口
・12系統
 高崎駅東口→上佐野町北→サンピエール病院前→商科大学前→ポリテクセンター群馬前→高崎産業技術専門校→ポリテクセンター群馬前→山名イーストタウン→倉賀野駅前→倉賀野駅東→双葉町→高崎駅東口

 2010年12月4日高崎産業技術専門校停留所に差し掛かる倉賀野線12系統
・観音山線(系統番号13・14)
・13系統
 高崎駅西口→新後閑郵便局前→寺尾小学校入口→城山団地→根小屋駅入口→農大二高→白衣観音前→観音山頂→高崎総合医療センター→市役所→高崎駅西口
・13系統城山直行便
 高崎駅西口→新後閑郵便局前→寺尾小学校入口→根小屋駅入口→城山団地→寺尾小学校前→新後閑郵便局前→高崎駅西口
・14系統
 高崎駅西口→市役所→高崎公園前→高崎総合医療センター→観音山頂→白衣観音前→農大二高→根小屋駅入口→城山団地→寺尾小学校入口→新後閑郵便局前→高崎駅西口
・14系統観音山直行便
 高崎駅西口→新後閑郵便局前→農大二高→白衣観音前→観音山頂→高崎総合医療センター→高崎駅西口
・岩鼻線(系統番号15・16)
・15系統
 高崎駅東口→上佐野町→サンピエール病院前→倉賀野神社入口→倉賀野駅前→岩鼻町→群馬の森→昭和病院
・16系統
 昭和病院→群馬の森→岩鼻町→倉賀野駅前→倉賀野神社入口→サンピエール病院前→上佐野町→高崎駅東口
・新町線(系統番号17・18)
・17系統
 昭和病院→群馬の森→森新田入口→森郵便局前→ららん藤岡→公立病院外来センター→森郵便局前→中島→宮本町→新町駅→いちょう並木通り→東コミュニティーセンター前→新町駅
・17系統公立病院外来センター方面通過便
 昭和病院→群馬の森→森新田入口→中島→宮本町→新町駅→いちょう並木通り→東コミュニティセンター前→新町駅
・18系統
 新町駅→いちょう並木通り→東コミュニティセンター前→新町駅→宮本町→中島→森郵便局前→ららん藤岡→公立病院外来センター→森郵便局前→森新田入口→群馬の森→昭和病院
・18系統公立病院外来センター方面通過便
 新町駅→いちょう並木通り→東コミュニティセンター前→新町駅→宮本町→中島→森新田入口→群馬の森→昭和病院
  ・かみつけ線(系統番号19・20)
・19系統
 群馬支所→イオンモール高崎→群馬支所→中里町→箕郷支所→下芝→かみつけの里博物館前→県央病院前→稲荷台町→イオンモール高崎→群馬支所
・20系統
 群馬支所→イオンモール高崎→稲荷台町→県央病院前→かみつけの里博物館前→下芝→箕郷支所→中里町→群馬支所→イオンモール高崎→群馬支所
・箕輪城線(系統番号21・22)
・21系統
 群馬バス箕郷営業所→箕郷支所→矢原ト神→日本絹の里前→群馬温泉やすらぎの湯→明和県央高校→上野国分寺跡前→イオンモール高崎→群馬支所→二之沢→群馬バス箕郷営業所
・22系統
 群馬バス箕郷営業所→二之沢→群馬支所→イオンモール高崎→上野国分寺跡前→明和県央高校→群馬温泉やすらぎの湯→日本絹の里前→矢原ト神→箕郷支所→群馬バス箕郷営業所 
・榛名線(系統番号23・24)
・23系統
 群馬バス室田営業所→榛名支所→鳥井沢→金井淵団地中央→剣崎十字路→群馬八幡駅
・24系統
 群馬八幡駅→剣崎十字路→金井淵団地中央→鳥井沢→榛名支所→群馬バス室田営業所
・倉渕線(系統番号25・26)
・25系統間野経由
 権田車庫→相馬川温泉→兎橋→落合→間野公民館前→榛名高校入口→群馬バス室田営業所
・25系統本庄経由
 権田車庫→相馬川温泉→兎橋→落合→本庄→発電所入口→木戸原入口→群馬バス室田営業所
・26系統間野経由
 群馬バス室田営業所→榛名高校入口→間野公民館前→落合→兎橋→相馬川温泉→権田車庫
・26系統本庄経由
 群馬バス室田営業所→木戸原入口→発電所入口→本庄→落合→兎橋→相馬川温泉→権田車庫
   系統番号については運行開始の若い順につけられている。
 平成9年の段階で運行開始されていたのは少林山線、高経大線、大八木線、京ヶ島線の4路線であった。続いて平成14年に群馬の森線、倉賀野線、観音山線、そして平成18年に群馬東循環線、箕郷線、倉渕・榛名線、新町線と開業が続き高崎市の主要な地域を網羅する事になった。
 当初は旧高崎市地域、つまり合併前の市街地を中心に形成され平成14年の拡充においても循環バスと言う物は守られていたが、平成18年の拡大に際して市街地が広範に広がった事もあり箕郷線、倉渕・榛名線においては循環バスではなく通常の路線バス的な路線網が形成されるに至った。
 しかしその後、平成22年8・9月に大規模なダイヤ改正が行われた結果「群馬東循環線」、「箕郷線」、「倉渕・榛名線」が廃止され、「榛名線」、「倉渕線」、「かみつけ線」、「箕輪城線」が新設された。また高崎駅〜新町駅を結んでいた「新町線」は途中の昭和病院にて系統分割となり、高崎駅〜昭和病院は「岩鼻線」、昭和病院〜新町駅は「新町線」に改められた。2路線運行されていた交流バスについては何れも廃止となった。

 高崎市の資料では平成14年までに開業した7路線を旧高崎市7路線、平成18年の開業4路線は合併地域への路線として区別している物がある。これは前者が旧高崎市内の交通弱者救済を目的としていた物に対し、後者は箕郷町・倉渕村・新町・群馬町・榛名町の合併により開設された路線の為である。
 故に本数も10便前後が運行されている市内7路線に対し、合併4路線は新町線に限っては10便が設定されているが、他の2路線は1日4便のみの運行で終発は早く、群馬東循環線に至っては1日2便しかない。停留所についても原則300〜500メートルを目安に設置されている市内7路線と同等の間隔では必ずしも設置されていない等の違いが存在していた。
 しかしこれ等も平成22年8・9月ダイヤ改正において改められ、新設された各線は1日6便の運行に増発された。その為、かつての「群馬東循環線」の様な極端な本数設定は消滅している。なおダイヤについては後述の【運行本数】で詳述する。またあわせて「平成22年8・9月改正以前のページ」を参考にして頂きたい。


【運賃・割引制度・各種カード等】
 運賃は原則200円均一であるが、「都心循環線」に限り100円均一となっている。この関係で「都心循環線」と同じ区間を走る各線も、平成22年8月22日以降の当該区間に限り100円運賃が適用される様になった。その為一時的に100円・200円・300円の3種類の運賃が並存していたが、同年9月2日を以って300円の運賃が最高で適用されていた「倉渕・榛名線」が廃止された事から、一時的な物に終わっている。
100円運賃が適用されるのは以下の通りである。なおこれ以降、100円運賃の適用される区間を持つ系統には運賃表が掲示されている。
・都心循環線全線
・都心循環線と同一の停留所を使用する各線の内、高崎駅西口・あら町交差点・市役所・高崎公園前・高崎総合医療センター・もてなし広場前相互

 2010年8月29日ぐるりん車内にて撮影の料金表、廃止された箕郷線の物
 小学生以下の子供料金はどの路線についても半額である。未就学児は保護者1名に付き、2人まで無料。また身体・知的・精神障害者は障害者手帳提示の上で矢張り半額となる。
 路線網が広範囲に渡る事からぐるりん同士の乗継割引制度も用意されている。これは吉井町との合併によりよしいバスが高崎市の管轄になった事で「よしいバス」、また榛名地域の「はるバス」にも拡大された。
・ぐるりん・よしいバス・はるバス相互の乗継例
1.最初に乗車したぐるりんからの降車時にその旨を運転士に申し出
2.運転士より乗継券を受け取り、最初のバスの運賃を支払って降車
3.乗り継いだぐるりんより降車時に乗継券と共に割引運賃100円を支払って降車
 適用されるのは以下の場合である。
・ぐるりん全線相互乗継
・ぐるりん「榛名線」、「倉渕線」とはるバス「斎渡中北線」、「宮沢白岩線」
・高崎産業技術専門校停留所におけるぐるりん「倉賀野線」とよしいバス「南陽台・真庭線」
・公立病院外来センター停留所におけるぐるりん「新町線」とよしいバス「吉井・藤岡線」
 となる。なお群馬バスや関越交通、上信バス、群馬中央バスとの乗継割引は存在せず、ぐるりんと高崎駅〜南陽台間代替バス(群馬バス運行)も同様である。
 発行日のみ有効であり、乗継券を発行された同一路線での使用は不可となっている。2回以上続けての乗継の際の乗継券発行が平成22年8月改正以降可能となり、その都度申し出れば発行される。

 2010年12月4日高崎産業技術専門校停留所にて撮影

 現金以外での利用は「ぐるりん専用回数券」、「1日フリー乗車券」、群馬県共通バスカード「ぐんネット」、「敬老バスカード」の4種類が設定されている。これに加えて平成22年8月より「ぐるりん専用定期券」の発行が開始された。ぐるりんに限らず、群馬県内のバス会社の全てでICカードであるSuica・PASMOの取り扱いはない。
・「ぐるりん専用回数券」
 100円券12枚綴りで1000円となっており、200円のプレミアが設定されている。紙製の束となっているので利用の際には自ら千切る必要がある。なお有効期限の設定はなく、ぐるりん車内、運行担当会社(民間バス事業者)営業所・窓口、市役所、市民サービスセンターにて販売されている。
・「1日フリー乗車券」
 500円で発行当日限り全路線で有効となっている、こちらも「ぐるりん専用回数券」と同所で販売されている。
・「ぐるりん専用定期券」

 2010年8月29日ぐるりん車内にて撮影の定期券販売開始の告知
 1ヶ月・3ヶ月及び一般と学生の設定でぐるりんの指定した1路線のみ通用の「路線指定定期券」とぐるりん全線に通用の「全路線フリー乗車券」2種類が平成22(2010)年8月19日より販売されている。区間を区切っての形での発行ではない。
 学生定期券に限り他事業者で言う学期通学定期券と同様な通用期間への変更が可能であり、延長分は日割計算で算出される。障害者に関しては一律4割引が適用され、これ等の定期券はバス車内での販売は行わず群馬バス高崎駅案内所、箕郷営業所、室田営業所と上信電鉄高崎営業所の4箇所のみで販売される。
 なお都心循環線に限り路線指定定期券の設定は行われない、しかし全線対応定期券には対応している。
・「群馬県共通バスカードぐんネット」
 群馬県内高崎・前橋・北部地域のバス事業者相互で使用可能な磁気カード、1000円・3000円・5000円の3種類が発行されておりそれぞれ100円・550円・1050円のプレミアムが設定されており比較的お得度は高い。利用に当たっては乗車停留所の記録の為に、乗車時に入口のカードリーダーに通す必要があり、同じカードを降車時に出口のカードリーダーに通さなくてはならない。
 残額不足の場合は降車時に別のバスカードの連続投入、または不足分の現金支払いで対応出来るので初乗り運賃以下の残額しかないバスカードでも乗車自体は出来る。
 民間事業者のカードであるので市の関係施設での購入は出来ないが車内、各バス会社の営業所・窓口、大学生協で可能である。また平成20年10月より高崎・前橋地域のファミリーマートにて購入出来る様になった他、一部のミニストップでも販売している。有効期限の設定はない。
・「敬老バスカード」
 群馬県内の各自治体に住む65歳以上のみが購入・使用可能な磁気カード、高崎市のホームページでは「敬老割引回数券」と書かれている。2000円・3000円・5000円券の3種類が設定されているが、販売額は額面より低く更にプレミアムが設定されているので非常にお得度が高いカードである。
 発売額は住民票のある市町村によって異なっており、またそれを証明する書類がないと購入する事は出来ない。高崎市民の場合は2000円券の販売額が1500円でプレミアムとして200円、3000円券の販売額が2250円でプレミアムとして400円、5000円券の販売額が3750円でありプレミアムが800円に設定されている。
 こちらも有効期限の設定はない。車内・高崎経済大学生協・ファミリーマートでの販売はないが各バス会社の営業所・窓口、市役所、市民サービスセンターに加えて長寿センターでの販売がされている。


【時刻表・ロケーションシステム】
 ぐるりんの時刻表は各停留所に掲示されている物の他、市役所、バス会社の窓口等にて配布されている全路線の載った大型版の時刻表が存在している。大型版の時刻表は折り畳まれているのを全部開くと畳1枚分くらいの大きさとなるので持ち歩くのには不向きである。
 なお大型版は大規模な改正があると善市民に配布される市の広報誌に織り込まれて各戸に届けられるものの、改正対象の路線しか載せていない場合が普通であるので、改正されなかった路線についてはそれ以前に配布された時刻表を参照しなくてはならない。ただし全線に渡るダイヤ改正の場合は新たな全線時刻表が配布される。
 他にも高崎市ホームページ、また後述する携帯電話で閲覧するロケーションシステムの中で時刻表は閲覧出来る。なお閲覧時の注意点として一部の路線では、最終区間に遅れた場合の余裕時分が盛り込まれている事が挙げられる。よって本来であれば2分で行く区間であるのに、時刻表上では14分もかかっている場合(高経大線4系統1702発→高崎駅西口1716着、8便の例)がある。
 これは朝夕を中心に道路渋滞が激しく定時運行が難しいためである。それでもなお、この様な余裕時分の設定がされていても遅延する事が平日夕方を中心に見られる。
【運行本数】
 運行本数は冒頭にて書いた通り、平成14年までに開業した7路線と平成18年開業の4路線とで差が生じているが7路線と新町線が1日10便の設定であった。続いてが「倉渕・榛名線」、「箕郷線」の1日4便、最も少ないのは1日2便の「群馬東循環線」と「少林山線鼻高展望花の丘経由区間」、「大八木線群馬地区西循環経由区間」の1路線、2区間となっていた。
 しかし平成22年8・9月のダイヤ改正に伴う路線整理の結果、1日10便の路線と6便の路線にまとめられた。
・1日10便の路線
「大八木線」「高経大線」「少林山線」「京ヶ島線」「群馬の森線」「倉賀野線」「観音山線」「岩鼻線」
・1日6便の路線
「新町線」「箕輪城線」「榛名線」「倉渕線」
 なお「都心循環線」のみ1日32便の運行となっている。
 元日に限り全便運休となる、また平成22年8・9月改正に伴い全線に土日祝日ダイヤが導入された。これは朝と夜の便の運休を行うものであり、土休日については朝8時〜夕方18時台に運行時間が絞られる事になった。
 なお休日ダイヤ自体は既に新町線で平成18年より導入されており、この時の新町線では日曜・休日には全くバスが停車しないバス停が出現していたがこれは解消された。経路では前述の少林山線とまた新町線で便によって異なるパターンが組まれていたが、このダイヤ改正の後、大八木線の経路が統一された一方で京ヶ島線萩原町経由、観音山線城山直行便・観音山直行便、倉渕線間野経由・本庄経由が新設された。
【バス車体】
 ぐるりんのバス車体は一般的に各地のコミュニティバスで使われている車体が複数使われている。これは導入年度が数字に渡っているものからと考えられ日野・リエッセ、三菱ふそう・エアロミディMEが当初から主力となっていた。ところが平成18年の路線拡充によりバス台数の増強が必要になった事から、日野・ポンチョが新たに導入されてぐるりん専用車としては3車種が存在している。

 2008年1月20日高崎駅西口にて撮影
 しかしながら運用に必要な台数しか確保出来ていない事から車両の故障・点検に際して本来は使用されない、民間事業者路線の大型サイズのバスが充当される事もあり、その場合は本来は広告を掲出している前面サボ受けに「ぐるりん」のサボを差し込み用意されている幕を掲出して運行される。
 2007年9月20日あら町交差点にて撮影の群馬中央バス大型車充当のぐるりん

 上3枚何れも2007年9月21日高崎駅西口にて撮影
 また2009年頃までは大型サイズのバスをぐるりん仕様にして運用している例も見受けられた。これは倉渕・榛名線への充当が多く、運行時間がぐるりんの中でも特に長かった事が影響していると見られる。

 左2枚は2007年10月17日、右1枚は同年11月24日何れも高崎駅西口にて撮影
 最も最近では高経大線を始めとする群馬バス担当路線では、ぐるりん色ではないエアロメディMEが日常的に使用されている。この車体は主に高崎駅〜農大二高〜南陽台の路線に充当されている車体であり、群馬バスの路線バスの中で唯一白基調の専用塗装をまとっている事から比較的異色な存在である。
 関越交通も関越交通色の日野リエッセを時折使用する事がある。また日野・ポンチョについては群馬バスも群馬バス塗装の車体を保有しているが、基本的に高崎駅〜安中市役所線専用車にしているのでぐるりんへの充当はまずない。またぐるりんの日野・リエッセは中扉が車椅子乗降専用にされており、前扉が乗降兼用になっている。

 2007年10月24日高崎駅西口にて撮影
 方向幕は日野リエッセや各バス会社の大型車充当の時は通常の幕式であるが、それ以外のバスは全てLED式を採用している。

 2007年10月24日高崎駅西口にて撮影
 LED式の場合、ぐるりんの主要な路線が循環路線である関係で一定の区間を越える毎に自動的に幕の表示を切り替えて、適切な経由区間の表示が行われるのが特徴的である。よってLED式幕の場合循環路線の場合は3種類ほどの幕が片方向に存在している事になる。
【停留所・ロケーションシステム】
 ぐるりんのバス停留所は一般的なバス停タイプのバスポールとは異なる背の高い物を使用している。

 2008年2月22日田町停留所にて撮影
 しかし平成18年度以降に新設された停留所、また路線では簡易的なパスポールが登場しており形こそ、一般的な物と類似しているものの、バス停名を記載する部分が大きくなっている事、またこれまでのぐるりん専用バスポールについていた路線図が付いていない事等が相違点として挙げられる。

 2008年9月17日日本絹の里停留所にて撮影、左側写真の中に並び立つバスポールは関越交通の物
 特異なバスポールとしては高崎駅西口・あら町交差点・市役所・高崎総合医療センターに設置されている角型の大型バスポールがある。これは当該停留所を経由する路線が多い為の措置であろう。

 2008年1月29日市役所前停留所にて撮影
 新町線では群馬バスの代替路線と言う性質を反映してか、群馬バス時代の赤いバスポールをそのまま使っている例が見られる。

 2008年1月29日原子力研究所停留所にて撮影
 地方の路線バスに見られる道路の片側にのみバスポールを設置する例は見られず、どの停留所においてもしっかりと道路の両側に設置されている。ただし国立病院や総合福祉センター、農大二高、乗附と言った袋小路になった先で折り返して戻る一部のバス停に限り、1つのバスポールは時刻表は集約して掲示されている。
 よって行先が高崎駅西口だからと言って乗り込んでしまうと、循環部を回ってから到着し大きく時間がかかる羽目になる事も有り得るので、事前にしっかりと確認した上で乗り込むのが望ましい。
 携帯電話によるバスロケーションシステム「高崎市内循環バスナビシステム」が整備されており、系統別運行状況と時刻表の検索が出来る。なおこれは前述したぐるりん専用車以外の車体が充当されている時は対応していない、これは専用車でないバスには位置を示すGPS車載器が取り付けられていない為である。
【他の交通機関との接続等】
 他の交通機関との接続に関しては以下の通りである。
『鉄道』
・高崎駅西口・・・高崎線・両毛線・信越線・上越線・八高線・吾妻線・新幹線・上信電鉄
・高崎駅東口・・・高崎線・両毛線・信越線・上越線・八高線・吾妻線・新幹線・上信電鉄
・倉賀野駅前・・・高崎線・八高線
・高崎問屋町駅貝沢口・・・両毛線・上越線・吾妻線
・高崎問屋町駅問屋口・・・両毛線・上越線・吾妻線
・群馬八幡駅・・・信越線
・根小屋駅入口・・・上信電鉄
・新町駅・・・高崎線
・高崎産業技術専門校・・・上信電鉄(西山名駅)
 以上の各駅と可能である、なお徒歩数分を要するが以下の停留所でも可能である。
・井野駅北・・・両毛線・上越線・吾妻線井野駅
・飯塚三叉路・・・信越線北高崎駅
 またぐるりんを利用した駅間移動も可能である。これは倉賀野線倉賀野駅前〜高崎産業技術専門校間を利用する事で、高崎線・八高線倉賀野駅と上信電鉄西山名駅を運賃200円所要時間11分で移動出来る。なお倉賀野〜高崎〜西山名間を鉄道で移動した場合、520円要する。
『バス』
 ぐるりんは群馬バスや上信バス、関越交通と経路が重複している例があり特に高崎中心街では顕著である。よって代表的なバス停のみ列挙したい。
・高崎駅西口
【路線バス】
 群馬バス・関越交通・群馬中央バス・上信バス
【高速バス】  日本中央バス シルクライナー前橋〜高崎駅西口〜名古屋駅太閤通口〜奈良ロイヤルホテル〜大阪OCAT
・高崎駅東口 【路線バス】
 群馬バス・日本中央バス・群馬中央バス
【高速バス】  日本中央バス
 シルクライナー・東海ライナー・北関東ライナー水戸号・仙台ライナー・新宿秋葉原線
 日本中央バス・関東自動車
 北関東ライナー宇都宮号
 日本中央バス・東京空港交通
 羽田空港線
 日本中央バス・新潟交通
 新潟線
 関越交通・千葉交通
 アザレア号成田空港線
 関越交通・富士急平和観光
 富士急ハイランド線(季節運行)
・ららん藤岡
【路線バス】  上信小型バス
【高速バス】
 日本中央バス
 シルクライナー・東海ライナー・仙台ライナー・新宿秋葉原線
 日本中央バス・東京空港交通
 羽田空港線
 関越交通・千葉交通
 アザレア号成田空港線
 関越交通・富士急平和観光
 富士急ハイランド線(季節運行)
・新町駅
【路線バス】  日本中央バス・永井バス
・群馬バス箕郷営業所
【路線バス】
 群馬バス
・群馬バス室田営業所
【路線バス】
 群馬バス
・権田車庫
【路線バス】
 群馬バス
・群馬温泉やすらぎの湯
【路線バス】  関越交通
・イオンモール高崎
【路線バス】
 群馬バス
 以上抜粋となる、なおぐるりん同士やよしいバス・はるバスとの接続は上記では割愛した。
 ぐるりんの別系統が接続している例としては高経大線・少林山線・榛名線の剣崎十字路、高経大線・大八木線の総合福祉センター、群馬の森線・岩鼻線・新町線の群馬の森と昭和病院、少林山線・榛名線の群馬八幡駅が代表的な例である。
【ぐるりんの路線及び特徴】
 冒頭でも一部その設定方法について触れているが、ぐるりんの路線はコミュニティバスと言う事から旧高崎市地域を中心に各地の市の施設、病院、学校や住宅団地を結ぶ様に設定されている。また民間事業者のバス路線廃止の代替ルートを担っている区間もある等、様々な役割を担い網羅している一方で迂回や同一経路の折り返し等の連続で想定よりも時間のかかる区間が存在している。
 循環路線が基本である事から例え同じ高崎駅西口行であっても系統番号を間違えると、「バスポール」の項にて前述した通り想定以上に時間を要する事になる事もありうる。しかしながらこれは路線全体が循環路線ではない新町線、岩鼻線、倉渕線、榛名線では起こり得ない。
 新町線は高崎市の飛び地である新町地区まで走る関係で、藤岡市内を一部走行している。これは新町線が高崎駅〜新町駅間の群馬バスの路線の廃止代替と言う側面から来る利便性の確保の為であり、藤岡市内に11箇所の停留所が設置されている。故に藤岡市内の走行分については、藤岡市より協定に基づいての運行負担金を高崎市は受け取っている。以下の停留所が藤岡市内に設置されている停留所である。
『鐘紡前・砂原・三菱鉛筆前・立石入口・中島・森新田入口・森公会堂前・森郵便局前・ららん藤岡・藤岡中央高校入口・公立病院外来センター』
 路線の大半は高崎駅西口・東口を拠点としたラケット型の放射型循環路線であったが、平成22年8月以降は高崎駅に立寄らない路線が新設された為、文字通り高崎市内の随所を走る事になった。これはそれ以前の長距離路線の分割の結果でもあり、群馬八幡駅やイオンモール高崎、群馬バス室田営業所、昭和病院が準ターミナル的な位置づけにあると見れよう。

 ダイヤ面では平日始発が比較的早い時間に設定されている事が特筆される。大抵の路線で平日の始発停留所基準で6〜7時台となっており、終バスも20〜21時台と地方都市のコミュニティバスと言えど、民間バスと果たす役割に大差はない。
 その中でも倉渕線権田車庫発1便は、権田車庫5時35分発→群馬バス室田営業所6時13分着と言う鉄道並の始発の早さである。一方の終バスは高経大線3系統10便高崎駅西口21時26分発→沖22時着が最も遅いものになっているが、高経大線の場合、4系統2高崎駅西口20時39分発に至っては時刻表上では高崎駅西口到着時刻が22時4分と極めて遅い時間まで走っている。これ等の便は全て土日祝日は運休である。


 なおこのページは高崎市配布の関係資料及び実地調査を基に作成した。
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