
(横川駅にて JR 107 series,Photography by Yokokawa Station.)
【区間 Section】高崎〜横川(群馬県内区間のみ) Takasaki-Yokokawa in Gunma Prefecture section only.
【営業キロ】29.7キロ 29.7km
【全線開通年 Opend to Railway】明治18(1885)年10月15日 15 October 1885.
【規格 Electrification and Track.】全線直流1500V、全線複線 DC1500V. A double Track.
【駅数 Stations】8駅 Eight Stations.
【使用車両 Rolling stock】107系・115系 JR Class 107 EMU and JNR Class 115 EMU.
【運行事業者 Operated】JR東日本、JR貨物(高崎〜安中間) JR East,JR Fright(Takasaki-Annaka).
【信越線横川〜高崎間の概要 Overview on the Shinetsu Line Yokokawa-Takasaki.】
信越線横川〜高崎間は1997(平成9)年9月30日まではその名の通り群馬〜長野〜新潟の3県を結ぶ幹線の一部であり、上野〜長野・直江津間の特急「あさま」、上野〜金沢間の「白山」等の長距離特急列車が行き交っていた。しかしながら10月1日の長野新幹線開業による、横川〜軽井沢間の廃止により群馬県内のみで完結する様になり、その名称と実態が大きく乖離する事になったものの愛称付与等はなされておらず、今日に至るまで信越線・信越本線と呼称されている。
かつての幹線である事から上述の通り複線であり、PC枕木、重レールの採用等、特急「あさま」が行き交っていた時代を髣髴とさせる装備は今尚健在である。また高崎駅からしばらくは上越線と併走するが内側2線が上越線、外側2線が信越線と言う一種の複々線的光景となっており、信越線上り線は立体交差化され上越線をオーバークロスしている為、相互が干渉しあう事はない。なお信越線内途中駅(群馬八幡・安中駅)にあった退避設備は軒並み撤去されており、線内での追越等は出来なくなっている。
定期運行されている種別は普通列車のみ、また定期列車にて他線区への直通列車は設定されていないが数年前まで、朝にそれぞれ1本、上野発横川行と横川発前橋行が存在していた。ダイヤ的には1時間に1〜2本が基本であり、通勤時間帯でも本数はそう多くはない。臨時列車では年に数回、快速「碓氷」が横川〜上野間で運行される。また貨物列車が高崎〜安中間にて健在であり、福島県小名浜駅より東邦亜鉛の亜鉛鉱石専用貨物列車が1日1往復直通してくる。

(05年5月11日、北高崎駅 JNR Class EF81,Use at Fright Train. Photography by kitatakasaki Station.)
高崎駅以外では他の鉄道路線との接続はなく、かつては北高崎駅にて東武鉄道高崎線と接続していた。バス路線とは高崎駅・北高崎駅・群馬八幡駅・安中駅・松井田駅・横川駅でそれぞれ接続している。2009(平成21)年3月のダイヤ改正より、全線でSuica・PASMOを始めとした各種IC乗車券が使える様になり、東京近郊区間に組み込まれた。また沿線の安中市を中心に、定期列車での高崎線への直通運転を求める運動が行われており、主に湘南新宿ラインへの直通を求めている。

(09年4月18日、安中市役所にて)
またこの区間が孤立する原因となった横川〜軽井沢間の廃止区間に付いては群馬県内の線路については、松井田町、その後は合併により安中市が所有している。基本的には分断されているが、横川駅旧3番線に相当する線路が廃止区間につながっており、鉄道ぶんか村への車両搬入に使用された他、一部区間はEF63体験運転及びアプトの湯までの観光トロッコ列車用として使用されている。
使用されていない区間も含めた形で碓氷峠交流記念財団による特定目的鉄道として、横川〜軽井沢間の復活が検討されている。
【信越線の歴史 History】
【作成中】
【信越線の各駅 Stations】※順次作成予定
・01「高崎 Takasaki」
・02
「北高崎 Kitatakasaki」

(08年10月4日撮影)
・2.4km from Takasaki Station.
・Station staff stationed.
・Sonth Exit Ticket office is open from 7:00am to 8:00pm.Can be purchased at ticket vending machines at all times of opereation of trains.
・The North Exit open 7:00am-10:00am and 3:00pm-7:00pm weekdays only.
・Can not use credit cards,Only cash.
・SHINKANSEN,Limted Express and Express reserved seat ticket can not be purchased in this station.
高崎駅より2.4営業キロ、相対式2面2線式の駅でありホーム自体の有効長は10両編成程度あるが南口駅舎付近のみしか使用されていない。改札口は2箇所あり、それぞれ南口・北口と名付けられ自動券売機が設置されている。南口では駅係員が常駐しており、POS端末による窓口での新幹線特急券等の発行が行われているがクレジットカードは使用出来ない。また窓口の閉鎖される深夜早朝にも係員による集改札が実施されている。自動精算機及び改札機の設置は無く、簡易Suica端末が設置されている。かつてはオレンジカードも販売されていたが、07年に取り扱いが中止された。
北口は高崎市による北高崎駅駐輪場の整備に伴って開設された(97年10月1日)ものであるが、利用者が少なかったことから07年8月1日より平日朝夕の特定時間帯(7時→10時、15時→19時)のみしか営業がされておらず、それ以外の時間帯は閉鎖されている。営業時間帯は係員が常駐しているが、自動券売機以外での乗車券類の購入は出来ない。
北口駅舎自体は高崎市の駐輪所管理事務所と一体化しており、北口駐輪場を利用する際はその窓口にて1日100円の利用料の支払いが必要になる。なお北口改札営業時間縮小後も駐輪場の公式な営業時間に変更はないが、駐輪場係員の常駐の無くなる20時以降も23時頃までは利用が可能であり、それ以降は自動的に入口シャッターが閉まる為、翌朝まで使用出来なくなる。

(08年9月20日撮影)
駅構内に利用者向けのトイレの設置は無く、南口側ロータリーの隅にある公衆トイレを使用する事となる。売店の設置は無く自動販売機も改札外にしか設置されてない、エスカレーター・エレベーターの設置も無く、駅舎から各ホームへの段差はスロープ等により解消されているものの、車椅子が相互のホームを駅構内でそのまま行き来する事は不可能となっている。ホーム上の屋根も一部のみしか設置されていなく、横川方への延長の短い2番線ホームに至っては最後尾の車両に相当する部分のみしかかけられていない。ゴミ箱も「その他のごみ」のみしかなく、分別等は考慮されていない。
高崎駅の隣駅にして運行本数が少ない、と言う性質からか無札証明書が窓口に常備されており、発車間際で切符を買う余裕がない場合等に限り、こちらからの申し出、あるいは係員の判断で手渡され下車駅あるいは車内で支払う様に指示される事もある。
1番線の駅名表は1997年9月30日以前の物をそのまま使用しており、「軽井沢」と言う部分に白いテープが貼られている。かつては飯塚駅と言う名前であり中山道鉄道の一角、として建設された事から開業は早く1885年10月15日となっており、日本初の修学旅行を行ったとして知られる東京師範学校に始まる東京高等師範学校が1887年8月に実施した「長途遠足」の記録の中にて、「飯塚」として当時の北高崎駅を通過した記述が見られる。
かつては駅の高崎方にて東武鉄道高崎線(路面電車)と交差していた。その廃線跡は今では殆ど確認出来ないが、わずかに駅の北側の道路と南側にある児童公園がその跡地として残存している。
他の交通機関、バスとの連絡は主に北高崎駅前停留所を介して行われているが、特に接続が取られるとかロータリーの中にバスが入ってくると言う事は無い。また高崎方面へのバス停は高崎中心街へ向けて数百メートル南に位置しており、連絡がやや不便である。09年12月現在、北高崎駅前停留所を通過するのは以下の通り。
・群馬バス
高崎駅→高崎経済大学(経大前)線【平日朝のみ片道】
高崎駅〜経大前・沖経由〜箕郷線【本数わずか、日曜祝日は1日2往復】
高崎駅〜経大前・本郷経由〜室田〜榛名湖線【朝〜昼過ぎは榛名湖まで、その後は室田までの運行】
高崎駅〜浜川経由〜箕郷線
高崎駅〜浜川・箕郷経由〜伊香保温泉線【本数わずか】
高崎駅〜井出・自衛隊前経由〜榛東村役場線
・関越交通
高崎駅〜渋川駅線
高崎駅〜群馬温泉線
高崎駅〜イオンモール経由〜渋川駅線
・群馬中央バス 【土休日全面運休】
高崎駅〜バイパス経由〜前橋駅線
高崎駅〜バイパス経由〜群大病院線
関越交通と群馬バスの便の本数が大変多く、平日の昼間でも1時間に6本程度は走っているので信越線よりも利便性は高いが、運賃は190円と50円高くなっている。これ以外にも北口側を上信バス飯塚車庫〜高崎駅〜鶴辺団地〜観音山ファミリーパーク線、市内循環バス「ぐるりん」大八木線が走っており、飯塚三叉路停留所より利用出来るが一般的ではなく、本数も少なめである。
・03「群馬八幡 Gunma-Yawata」
・04
「安中 Annaka」

(06年10月21日撮影)

(06年10月21日撮影)
・10.5km from Takasaki Station.
・Station staff stationed.
・Carry the product Fright service of zinc ore.
・Long-distance and Reserved Ticket vending machines is open from 6:00am to 10:00pm,Other machines at all time of opereation trains.
・Long-distance and Reserved Ticket vending machines can use credit cards.But Japanese language only.
高崎駅より10.6営業キロ、市役所等は駅から碓氷川を挟んだ地域にあるが安中市の玄関駅として機能しており、1日を通して利用者は多い。また安中市内にある新島学園への通学生の利用も多く、北高崎駅と共に信越線内では学生の姿が多く見られる駅である。
改札口は1つのみであり駅舎は国鉄時代からのものを使用している。かつてはみどりの窓口による対面販売が行われていたが、「もしもし券売機Kaeruくん」が設置された事で中止され、係員は集改札業務のみを行っている。自動精算機の設置は無いが、自動券売機・自動改札機は設置されている。トイレは存在しているが身障者用対応はしていない、またエスカレーターなどの設備も無い。
駅の構造は国鉄式の単式・島式の2面3線であったが、特急「あさま」の廃止による列車退避の必要性の消失により、2番線の線路は撤去されて高崎方面にて駅舎と接している1番線と跨線橋へ経て連絡している島式ホームの片側3番線のみが使用されている。また駅舎の反対側には貨物ヤードと川を挟んだ東邦亜鉛の工場、そして工場への専用線が分岐しており、亜鉛鉱石輸送列車の発着と共に、輸送用貨車が留置されている姿を見る事が出来る。

(07年4月30日撮影 JNR Class D51 Steam Locomotive,Use at Special Train.Photography by Annaka Station.)
また横川方のオーバーパスの先にも貨物ヤードが広がっており、07年の秋ごろまでは使用されなくなった濃硫酸輸送用のタンク貨車が多数留置されていたが、その後撤去され一部が使用されている他は専ら放置されている。

(06年10月21日撮影)

(06年10月21日撮影)
またかつてはその間にコンテナホームも設置されており、撤去されてしまったものの分岐していた線路が一部残存し、またコンテナが幾らか置かれている。
駅前には駐輪場とロータリーがあるが、それ以上に国道17号線の高架道路が大きく横切っているのが目に付く。

(06年10月21日撮影)
バスと乗り合いタクシーが発着しており、以下の路線が利用可能。
・群馬バス
高崎駅〜豊岡経由〜安中市役所線
・ボルテックスアーク 【全便日曜休日運休】
安中駅〜碓氷病院〜柿平
秋間中関〜安中駅〜碓氷病院
・安中タクシー 【全便日曜休日運休】
安中市役所〜間仁田〜安中駅〜岩野谷〜安中市役所【循環路線】
タクシーの常駐もある。何れのバス路線も安中市の補助を受けている路線である事から、休日の運行は前述の通り群馬バス以外は無く、群馬バスにしても本数はより減少する事から、鉄道線のフィーダー機能と言う役割は余り持ち合わせていない。なおこのバス停には下の写真にもある様に、駅構内の柱等に貼られている縦型の駅名表が張られているのが興味深い。

(06年10月21日撮影)
・05
「磯部 Isobe」
・17.6km from Takasaki Station.
・Station staff stationed.
・Ticket office open from 6:00am at 8:00pm.Can be purchased at ticket vending machines at all times of opereation of trains.
・Ticket office can use Credit cards.Ticket vending machines cash only.
高崎より17.6営業キロ、磯部温泉の玄関口であり駅前のロータリーの出口には昔ながらの温泉街を髣髴とさせる「歓迎」と書かれた大きな金属製のアーチが鎮座している。ロータリーはかなり広く、駅舎の中から見て右手側にはタクシー会社の事務所があり、終日タクシーの利用が可能。駅舎は国鉄時代のものをそのまま使っており、かつてはキオスクも存在していたが今は閉鎖された。駅舎正面に掲げられている駅名は「磯部駅」の部分が筆書きを模した物になっており、その下の緑帯の中にアルファベット表記がなされている。

(09年4月18日撮影)

(09年4月18日撮影)
駅の構造は相対式2面2線であり、古いタイプの跨線橋にて連絡しておりある程度の長さの屋根がホーム上にある。また高崎方には両ホーム共に昔ながらの待合室も存在しており、吹きさらしではあるが木製のベンチと壁によってある程度の雨露はしのぐ事が可能。なお2番線の待合室には「イソベ薬局」と書かれた寒暖計が設置されている。
近年になって改札外を経由する形で駅の反対側の地区へ行ける連絡通路が開設され、利便性の向上を見ている。ゴミ箱は1番線側は「その他のごみ」と「びん・かん」での分別がされているが、2番線側は「その他のごみ」の容器しか設置されていない。
みどりの窓口が健在であり、午前6時から午後20時まで営業している。自動券売機は2台ある、自動精算機・改札機の設備は無いが改札ボックスに簡易Suica端末が据え付けられている。また1番線ホームにはステンレス製の水飲み場が設置されている。最大12両編成まで停車が可能であり、現在も停止位置目標が設置されている。高崎方にはかつての中線の一部を利用した保守用の横取り側線が設置され、上下線を結んでおり、上り線からもそれとは別に保守側線が分岐しているが使用されていない。
2番線ホームには桜が植えられており、開花すると桜並木が目にする事が出来る。ホームに設置されている名所案内には山1つ隔てた富岡市にある「群馬サファリパーク」の案内があり、車にて20分とされている。またロータリー内の側溝の蓋には、横川駅前でも見られるのと同様にラックレールで作られている。

(09年4月18日撮影)
路線バスとの接続は以下の通り。
・ボルテックスアーク
磯部駅〜磯部温泉〜碓氷病院〜安中榛名駅
・安中タクシー 【全便日曜休日運休】
安中市役所〜磯部駅〜中野谷〜東横野公民館〜安中市役所【循環路線】
・06「松井田 Matuida」
・08「西松井田 Nishi-Matuida」
・09「横川 Yokokawa」
【信越線の車両 EMU and Locomotive】
・旅客列車 Commuter Train
115系、107系 JNR 115 series EMU and JR 107 series EMU.
・貨物列車 Fright Train
EF81交直両用機関車 JNR Class EF81 Locomotive(AC/DC Multi-voltage)
・臨時旅客列車 Special Train
183・189系、12系客車、D51蒸気機関車、DD51ディーゼル機関車 JNR 183・189 series EMU,JNR series 12 passenger cars,JNR Class D51 Steam locomotive and JNR DD51 diesel-hydraulic locomotive.
・1997年9月30日以前までの入線車両 Used until 30 September 1997.
189系(特急「あさま」)、489系(特急「あさま・白山」急行「能登」)、169系(ホリデー快速等) JNR 189 series EMU(Ltd Exp.「Asama」),JNR 489 series EMU(Ltd Exp.「Asama」「Hakusan」,Express「Noto」)and JNR 169 series EMU(Special Train)
・2009年3月13日までの入線車両 Used until 13 March 2009.
211系 JNR 211 series EMU.
信越線で運行されている旅客列車は09年4月現在、115系・107系の2車種である。同年3月13日までは朝夕を中心に211系5両編成が運用されていたが、同日限りで撤退した。編成としては115系は朝夕の輸送力列車として使用されており、昼間帯は107系が最小単位である2両編成にて運用されている。

(09年4月26日、北高崎駅 JNR Class 115. Photography by Kitatakasaki Station.)

(08年4月30日、北高崎駅 JR Class 107. Photography by Kitatakasaki Station.)
臨時列車としては183・189系、12系客車が使用される。183・189系は快速「碓氷」、12系客車はD51498牽引の「SL碓氷号」、DD51牽引の「DL碓氷号」として入線する。なお183・189系は臨時特急「なつかしのあさま号」として入線した事もある。
現在、高崎線の主力車種となっているE231系にも「横川」がLEDの方向幕データとして登録されているが、使用された実績はない。かつては間合い運用の普通電車にて185系が、横川〜軽井沢間廃止までは特急「あさま」として189系、特急「白山」急行「能登」として489系、そして169系がホリデー快速等の臨時列車にて入線していた。
貨物列車は概要にて書いた通り、1日1往復の運行があり常磐線より電気機関車の付け替え無しで直通してくる事から、交直両用機であるEF81が牽引している。その為、全線直流電化であるにも関わらず電気機関車に関しては、交直両用機しか見れないと言う面白い現象が生じている。
戻る