|
|
■地方名
赤地がれい、アカジガレイ
■分布
金華山以北の太平洋、日本海〜オホーツク海
■生息地
水深40〜900mの砂泥低
■特徴
口が平目のように大きく歯も鋭い。体を覆う粘膜は多く、無眼側は白地に赤いぶちが無数にある。
2006年2月14日撮影 約35cm
■漁
刺し網、トロールなどで漁獲される。
■利用
塩焼き、煮付けなどで旨い。
アカガレイは、タラの産卵が終わるのと入れ違いに、大きいのも小さいのも大挙して浅場にやってくる。走りが12月頃、名残が4月頃、その間しか水揚げが殆ど無い為、その間が旬。
■美味
塩焼きにしても煮付けにしても身質か柔らかで脂の質もよく、かなり旨い魚である。塩焼きにすれば、質の良い脂が皮をパリパリとさせ、煮付けにすれば骨離れのよい身がなんともいえない。抱卵すると味の落ちる魚が多い中、このアカガレイは別格だと思う。しかし、時期が限定され一時に大量に漁獲される為か価格は安め。この魚の味から言えば本来はもっと高くてもいいようなもの。いずれ高価になるだろうが・・・
また、赤いぶちが魚を痛んだものに見えさせるのか、説明がないとお客さんは買ってはくれないのが辛いところ。 |