アオリイカ ツツイカ目 ジンドウイカ科 | ||
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■地方名 アオリ、アオリイカ ■名前の由来 泳ぎ方から来た名前で、両側のヒレをあおりながら泳ぐため。 ■鳥賊とは 水面にいたイカを鳥がついばもうとして逆にイカに水中に引きずり込まれたからと言われている。 ■分布 北海道以南〜インド洋、太平洋域の暖海 ■生息地 沿岸の藻場 ■トップページへ |
■生活 産卵期は、春〜夏の間。沿岸の岩礁帯や藻場などに産卵し一生を終える。一歳で成熟し餌はえび類や魚類。 ■形態 胴体はヒレも含めた形が卵形で、頭部から直接、吸盤をもった足が生えている。 槍イカ等とは違って胴体の側面部分に大きなヒレが付いていてヒレを、くねくね、ひらひら(あおる)させて泳ぐことが出来る。腕は10本。2本は長くのび獲物を捕らえる。口は鳥のくちばしのようになっていて、捉えた餌をかじる。色素細胞を持ち体色を変化させることが出来、小さいアオリイカはより多くの色素をもっている。イカの背の軟骨は、貝殻が退化したもので、オウムガイ、アンモナイトに近い。オスよりメスのほうが大きくなる。 ■利用 イカの中では最高級。甘みに優れ栄養価も高い。この甘みはアミノ酸グリシンが多く含まれているため。タウリンも多い。刺身や干物で最高の贅沢。■活魚輸送も進歩して、九州から東京まで生きたままアオリイカを輸送できるようになったとのこと。都心でアオリイカの活け造りが楽しめる。 ■釣り 主に、餌木(エギ)で釣る。エギングとも呼ばれている。 ※2005/11 アオリイカの水揚げが多い。連日コンスタントに揚がっている。 2006 10月29日改訂 |