三陸さかな図鑑 索引へ  エビスダイ 
 
キンメダイ目/イットウダイ科/アカマツカサ亜科

エビスダイ

■恵比寿
 まさに、恵比寿様が釣り上げていても不思議ではないようなきれいな魚だ。持った感じは、見た目よりも軽いといった印象をうけた。

■利用
 白身で、刺身が特に美味い。皮も湯引きして食べよう。ただし、バリバリとウロコを剥がすとウロコの根っこが皮に残るため、一枚一枚ペンチなどで引っこ抜く必要がある。ひじょうに手間がかかるが、それだけの価値のある魚である。

エビスダイの尾部

■三陸には珍しいのか
あまり水揚げされない。2006年は確認しただけで5尾であった。


■地方名
 無い

■分布
 佐渡、本州中部以南

■分布
 水深100m以浅の岩礁域、やや沖合い

エビスダイの頭部
■特徴
 ウロコは大きく、体はタイ型で一様に赤い。尾びれの付け根からくびれている。側線から背ビレにかけてウロコの数が3.5枚ならエビスダイだ。この数が2.5枚ならばカイエビス。

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