ギンポ
スズキ目 ニシキギンポ科
地方名
カタナギ
分布
北海道南部〜長崎県
生息地
潮間帯〜水深70mの砂泥低や岩礁帯の藻場。
形態
細長く帯状で側扁(平べったい)する。胸ビレと尾ビレは、オレンジ色。背ビレはトゲのようになり鋭く三角形の暗色斑がある。腹ビレは退化。
利用
塩焼きにすると磯臭いのだが、天ぷらにするとこれが美味となる。大量に漁獲されないので希少価値がある。
釣り
ちょい投げでよく釣れる。岩場の穴の中などで簡単に釣れる。餌はイソメなどのムシ餌。針は小さめで。
注意
釣れたら、素手で持つと危険。ぬるぬるしているし、背ビレが鋭いので、手から逃げる際に手のひらが切れる恐れがある。背ビレが刀のようなので、地方名が「カタナギ」という名前になったと考えられる。