三陸さかな図鑑 索引へ  ホウボウ カサゴ目 ホウボウ科  

ほうぼう写真のホウボウは、約60cmもあった。大きい!  地方名
 ホウボウ


名前の由来
 水から揚げるとホーボーと名乗るため。
 聞いてみたが、グゥァとかブゥホッとしか聞こえない‥‥。

 頭が四角(方形)だからとも言われる。


分布
 北海道南部〜南シナ海。

生息地
 沿岸浅場〜水深600mの砂泥底に棲息。三陸には4〜6月ころ、冬は南下する。


形態
 体はきれいな赤。頭は四角、口は幅広く、胸鰭は鮮やかな緑色、体の割には不釣合いなぐらい大きい。足のように見えるのは、胸鰭の前側が発達したもので、この足で器用に海底を這いずり回る。それは、餌を探すための触覚にもなる。


生活
 エビやカニ、貝類、ゴカイ、小魚類を食べる。夜行性


利用
 食用で美味。お祝いにも使われる高級魚。刺身は、白身で淡白。皮目にゼラチン質が多く煮物にすると美味しい煮こごりが出来る。出汁もうまい。


 秋刀魚の切身などで。小さめに切ると良い。

ブゥホッ  グゥァッ!

 ブゥホッッ!


索引へ