■カラフト鱒と区別がつかない魚屋もいますが、口に手を入れてみるとすぐわかります。桜は指に刺さるほど鋭い歯があります。時々左の胸鰭の欠損している桜を見ると以前、山形で資源管理をされているおじさんにうろこを請求されたことを思い出します。あのおじさんにちょん切られた桜が津軽海峡を抜け気仙沼にやってくることも、考えられないこともありません。 |
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■板マス
体高の高いものをイタマスと呼ぶ |
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■サクラマスの水揚げ風景 |
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ヤマメも海に下るとこんなに大きく育って川へ帰ってくる。 |
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■地方名
本鱒(ほんます),真鱒(まます)
■学名
Oncorhynchus masou masou
■分布
カムチャッカ南部〜熊本、大分。
■生息地
沿岸域に生息。沖には出ない。
■河川残留型
一般的には、成長の良い固体が残留し成熟する。
■遡上(そじょう)時期
春〜秋。
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■生活 一年間は河川にいて、パーマークを付け、群れずに水生昆虫などをたべ、2年目の春に銀毛(スモルト)化して群れながら降海する。餌は小魚など。海で一年間過ごし春〜秋に川に遡上。
■産卵期
秋。北ほど早い。
■形態
口は、目の下でへの字に曲がり体高は高く、全長の四分の一にもなる。体色は銀色、背側の地色は青緑で小黒点ガある。
婚姻色は黒褐色地に朱色の縦帯。
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■利用
大型の桜マスは、脂の乗りもよく、高値で取引されます。身はきれいなオレンジ色。塩焼きや刺身で美味。
刺身は、24時間以上冷凍してから!寄生虫に注意。
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2006 11/5 改訂 |
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