三陸さかな図鑑 索引へ  マスノスケ サケ目 サケ科  

 マスノスケ
マスノスケの頭部
大きい!
■地方名 
助(すけ) スケマス


学名
Oncorhynchus tshawytscha

■分布 
北半球の中、高緯度。東北沿岸まで回遊する。


■遡上(そじょう)
 カムチャッカ〜カリフォルニア北部の河川


■形態
 
口が黒く、尾鰭には金属のような光沢があり小さい黒点がある。

■生活
 
遡上は通年。南アラスカでは夏〜秋。母川回帰中にも餌をとるので、河川で遊漁の対象魚。
南半球にも移植されていてニュージーランドに定着。

■利用
 
刺身、ステーキ、塩焼きなどで美味。

寄生虫のおそれ
刺身にするときには、必ず一日以上冷凍してから食べる事。

■スケマス、キングサーモン、鱒の助 
鱒なのか鮭なのか、いずれにしても王様であることに間違いない。(写真は15kg)市場では高値で取引されている。


妄想
わたしは、いつか自分で釣り上げたマスノスケでスモークサーモンを作ってみたいという妄想を抱いている。溯上中にも餌をとるため外国では、メジャーな釣りの対象魚だが、三陸の河川には遡上しないため、地元の釣師が釣ったという話は聞こえてこない。




■トップページへ