ネズミザメ ネズミザメ科 | ||
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【地方名】 毛鹿(モウカ)ザメ 写真左(6/6 大谷定置網) 【英名】 サーモンシャーク ジャパニーズマッカレルシャーク たべている餌の名前がついているようだ。 【分布】 北太平洋、日本では九州、四国以北、 アラスカ、カリフォルニア 【生息地】 冷水性で、季節回遊する。三陸沖には春から晩秋 |
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【ナマだらけ】写真右⇒ モウカザメは、頭部、心臓、ヒレ、肝臓の一部も利用するため、一次処理は、魚市場内で行なわれている。魚市場内は、モウカザメの粘膜と血液でナマだらけ。(9/1撮影) (市場では、魚の血の事をナマ、ナマチと呼んでいる) 【鮮度の証】 古い魚は、ぬめりが取れ、腹部の白い部分に染みついた血が変色している。よって、血と粘膜に覆われているものが、良い物とされている。鮮度を見るために、軽く蹴って、身の状態を確かめたりもする。 【漁】 大目巻網、小型延縄など |
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【形態】 典型的な筒状のサメ型。体色は背側は濃い灰色、腹側は白く、不規則に黒点がある。口には鋭い歯が並ぶ。同じネズミザメ科にはホオジロザメがいて顔つきが似ている。鼻先がとがり、口元までぽつぽつと小さい穴があって、見ようによっては、ネズミに見えないことも無い。 【利用】 白身で淡白、クセは無い。蒲鉾には利用されず、煮物、焼き物、揚げ物などで食べられるお総菜用の魚。調理法によっては、パサパサしてしまう。鮮度しだいでは、お刺身でも食べられる。 身は現在、サメ肉ナゲットなどの商品開発が進められてはいるが、殆んど地元消費はなく、他の地方に出荷されている。頭部を食べる地方もあり、頭だけを送ったという話もある。 【ふかひれ】 ヒレは、ふかひれに加工されている。 |
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