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【地方名】
六(ろく) ロク
【地方名の由来】
仙台地方では、旧藩主 陸奥(ムツ)守に遠慮してロク、又は、ロクノウオと呼ばれた。
【分布】
北海道南部以南、台湾北部、東シナ海、朝鮮半島南部
【生息地】
沿岸から沖合いの岩礁域
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【生活】
仔魚は沿岸から沖合いの表層を浮遊。幼魚は、浅場の岩礁帯や磯の水路、藻場で群れる。
成魚(3歳~)は、水深200m~700mの岩礁域や崖、海中にある山の山頂の縁などに多い。餌は小魚やエビイカ類など。
産卵期は、10~3月の生息水深が高温になる時期。 |
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【形態】
目や口は大きく、下あごは、上あごよりも僅かに突き出している。歯は、鋭い。体色は、小型魚ほど赤みが強い。
大型は、1mを超えると図鑑には書いてあるが、40~50cm程の物しか見たことが無い。 |
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【利用】
高級魚。脂の質が好ましく、刺身や焼き物、煮物などでかなり旨い。市場では、ムツ、クロムツと区別せず販売している。写真のムツは、2007年9月11日撮影定置網でサバの大群と共に漁獲されたもの。 |

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