三陸さかな図鑑 索引へ  ニジカジカ カサゴ目 カジカ科 

ニジカジカ 【地方名】
 かつか、マラ、マラカツカ、サンペカツカ(南三陸)

【分布】
 宮城県および島根県以北〜オホーツク海

【生息地】
 水深50〜80mの砂泥低。産卵期には浅海に移動する
2006 1月30日撮影。大きさは30cm
ニジカジカの雄の頭部
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ニジカジカの雄。雌よりも黒ずんでいる部分が多い 地方名(唐桑)の由来
婚姻色のオス 地方名の由来

【生活】
産卵期は初春。オスが浅海の岩礁帯に縄張りを持ちメスを誘う。卵塊はオスが守る。

【形態】
頭部は大きく、目の上、後頭部に皮弁がある。鱗はほとんど無い。代わりに粘液でベロベロ。

【利用】
ぶつ切りにして、味噌汁の具に入れると美味しい。
煮付けも旨い。しかしおすすめは、から揚げ。
価格は安い。