三陸さかな図鑑 索引へ  ヌメリゴチ スズキ目 ネズッポ科  



ヌメリゴチのオス 18cm

■地方名
 メゴチ

■学名 
 Repomucenus lunatus

■分布
 福島県・秋田県以南、土佐湾、朝鮮半島

■生息地
 水深15〜130mの砂泥低
●めごち
 釣り人や魚市場などではネズッポ属を総称してメゴチと呼ぶ。これは、マゴチ(カサゴ目コチ科)によく似ているためで、したがってマゴチの仲間と勘違いしている人も多い。
 ネズッポ属は意外と種類が多く、日本近海では14属35種、三陸にも数種類が生息している。
■メスの背ビレ
 オスのような派手さはみられない。人間と逆である。
■第二背びれは透明で黄色い斑点がある。腹びれは黒ずむ。

■利用
 船でカレイ釣りをすると外道で釣れる。
 カレイ釣りで、竿をしゃくらない人によく掛かるようである。
 天ぷらなどにすると美味い。

■美味しい魚なので、魚市場では、数がまとまった場合に意外と高値がでる。鮮度は落ちやすい。

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■形態
 頭と体はやや平べったく、目の後ろに鰓の穴が丸くあいている。ホホの後ろ側には先端付近で枝分かれしているトゲがありそのトゲは内側を向いている。頭の先端に飛び出た口は、下を向いている。

 2007 3月12日