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地方名 無い
学名 Uraspis helvola
分布 南日本、インド・太平洋、東部太平洋、南大西洋
生息地 沿岸〜やや沖合い
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■体は黒いが、口の中には白い部分が見える。厳つい顔だが、食べると美味しいらしい‥‥【2006 9月9日撮影】
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■当地方には混じる程度の漁獲しかない。
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■近年、秋になると普段見慣れないアジ類を見かけることが多くなった。このオキアジの幼魚もそのうちの一つ、うちの魚市場ではめったに見ることが出来ない珍客だ。「このまま温暖化が進めば‥‥」などとはあまりいいたく無いが、つい口から出てしまう。
■硬い稜鱗は、全側線上に並んでいる。
ヒレというヒレはいずれも黒い。背ビレは2基あって、前方のは体に格納する事が出来る。このオキアジの幼魚の大きさは約20cm。
成長すると50cm程になるようだ。 |
●美味しかった?
さて、困った。このオキアジを仕入れたはよいが、美味しい食べ方を知らない。自分で食べればよかったのだが、このオキアジを興味を持った鮮魚店さんに納品してしまった。とりあえず鮮度が良いので無難にお刺身を薦めて、感想を後で聞いてみると、「美味しかった。」との事。その鮮魚店主が言うには、「消費者も見たことが無いオキアジには手を出さなかったため、結局自分で食べた」そうである。
しまった!そういえば彼は何でも美味しいと言うのだった。
2006 10月25日 |