三陸さかな図鑑 索引へ  コモンカスベ エイ目 ガンギエイ科  

地元では連天(れんてん)と呼ばれている
仔魚の表面 仔魚の裏面

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■地方名 
連天(レンテン)、カラゲイ

■分布 
日本列島各地、南シナ海〜東シナ海


■生息地 
水深30〜100mの沿岸の砂低

■形態 
体の先端部が半透明で尾は体より短い。背面は暗褐色で左右中央部に丸い小紋(幼魚は黒)があり、その後方には小さい白色明斑がある。

■注意 
背面のヒレ以外の体中央部から尾にトゲがあり素手では触らないほうが良い。毒は無いが痛い。尾鰭は小さく、オスは交接器を二つ持っている。また、尾に発電器官があり、お互いの交信に役立てている。


■生活 
メスは三年半で成熟、周年産卵する。卵生で仔魚は10cm
■利用 
クセはなく煮付けるとおいしい。ヒレを切り、皮をはいで、味噌煮や砂糖としょうゆで煮付けて食べる。煮こごりも美味しい。ゼラチン質で軟骨も食べられる。

2006 10月29日改訂