| GYROSmffm 690824 ロッド曳航 偶然の出会いだった(と記憶する)。 バタ臭い顔のハンサム長身の青年を連れた一宮 市の尾関浩章さんのジャイログライダーの曳航試験を手伝うことになった。初めて見る ジャイログライダーのローターブレード。 綺麗に暗緑色塗装して磨きあげてあるけれど その翼型断面を見てびっくりした。 これでも翼なのか ほんとにこれで良いのか?。 計画した自作航空機(モーターグライダ)に使用すべくこれまでに調べていた新しい層流 翼型(Wortmann FXとかエプラー)などとは勝手がまるで異なって 前縁部以外は直線で 構成されているシロモノ。 それがベンセンのG何とか型というやつで工作容易をねらっ たもので有ることはずーっと後で知った。 ともあれ青年がパイロット 私が曳航ドライバ ー 年輩の尾関さんが監督?でロッド曳航(*)試験兼訓練が始まった。場所は航空自 衛隊岐阜基地の中にある旧滑走路。 尾関さんが手でローターをスタートさせてライト バンの後ろに飛び乗り 同時に走り出す。 有線ヘッドセットが大変役に立って5km/h ごとに連絡してルームミラーを見ながら慎重に段階的にスピードを上げていった。 その うち浮上するのが見えてアクセルペダルの力を抜いて速度を落とす。機体が沈んで接地 するのが分かる。 青年から速度を維持して欲しい旨の連絡があって その通りにすると 浮上して安定してついてくる。 ワンダフル。 速度を少しアップしたりして良い所リラック ス出来る所を見つけて何回も滑走路を往復。 要領がつかめたところで曳航ドライバー が尾関さんに変わって私はライトバンの後ろに乗って見物。 青年は操縦にすぐ慣れて 全く危なげが無い。心地よいローターの回転音を聞きながら見ていると 左右に軽くバ ンクを付けたり 上げたり下げたりいろいろやってステック操作の感触と反応を試してい るようだ。 短時間の手放しもやってみせた。 見事見事!。パイロットが尾関さんに 代わって曳航は青年。 怖がる尾関さんを青年がマイクで上手に誘導指導してついに 浮上。 おかしくない飛行。 カメラのシャッターは私で 後で尾関さん宅を訪ねた時には 大きく引き延ばした写真が飾ってあった。 ただし角パイプ製の曳航ロッドはなぜか写 って無かった。 御本人も全く正直で悪びれず私たち仲間も気持ちは良く分かる事で 皆で楽しく笑ったことだった。 尾関さんが”うちのテストパイロット”というような紹介をし たものだから そしてこれは全く的外れなのだが 彼の風貌から受けた初印象のせいも あって 私が当初この人は飛行機乗り−パイロットであるか 少なくとも経験が有って尾 関さんから頼まれてやっているんだなと勘違いした青年は志水次郎さんで 正しい名前 や生い立ちを知ったのはもっと後のこと。 ”生い立ち”に付いては専属?テストパイロッ トを依頼して付き合っていた尾関さんも”恥ずかしながら 今まで知らなかった 気にもし なかった”と言った。 なにしろ通常は名古屋弁というか岐阜弁というかそのあたりの地 方弁を流暢自然に話すので さもありなんと思われたし 志水さん自ら”黙っていれば外 人で通る”といい 大変もてる様な口振りで実際その通りだったと思う。 −−− 自分が試乗するチャンスは無かったが この時初めてジャイログライダー/オートローテ ーションに実際に関わった事が良い経験 あとあと役に立ったと考える。 この時はロー タースタートや何かで手こずった記憶はない。近くにジャイロの仲間が出来てお付き合い が始まって この年志水さんは私のアパートを4回訪ねて来て 私は志水さんと尾関さん の所をそれぞれ1度訪問した。 ![]() 志水次郎さん/拙宅にて(70****) GYROSmffm |