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7011xxf ROTOR HEAD / WALLIS

WA-116のローター・ヘッド

K. H. Wallis はローター・ヘッドについて次のように言っている (*) 。

ローターヘッドは回転翼航空機のハートで WA-116の設計では 操縦系統と相まって際だった特徴がある。
ジンバルヘッドと操縦系統は ローターの抵抗による運動と他の回転しない機体構造部のダイナミックな運動が 相互に(打ち消すごとく)働く様に構成してある。 一般的な速度範囲等の飛行条件のもとでは 単純な非可変(固定式)オフセット・ジンバルで十分である (**)。 ヘッドのサスペンション・プレートの幾何学的な構成と配置は 試行錯誤を繰り返して決定した。 結果WA-116 の ” G 当たりの操縦力 ( stick force per G ) 特性 ” は 一般的な飛行機のそれに近く 優れた固有安定性が得られた。

( 以上意訳 以下は続きの原文 )   

The Timken taper roller main bearing is of the "dead-axle" kind to avoid the fatigue problems
of a small-diameter revolving shaft, the axis of which is located some 2in. aft of the point where 
the main suspension plate is pivoted from the supporting pylon. The twin control rods are linked
through self-aligning bearings to the suspension plate a further 2in. aft of the main axle.
The roll spindle axis is below that of the pitch spindle.


また次のようにも記している。

WA-116の前の機体は 殆どアメリカの設計を基本としたもの (***) だったが 知識を得る為に製作し 多くの実験を行った。 そして 起きる可能性のある問題点が 浮き彫りにされたと言う点で大変貴重であった。 そのような目的を達成したので先任機は引退させた。
新しい機体の優れた操縦特性は明白である。 姿勢が変化したとき 続いて起きるであろうピッチ不安定を予想していた者は (先任機では必要であった)操縦に関する特別な知識や (徐々に体得すべき)先を見越して対処する技術が不必要であることを知って安心する。


 手放し着陸を何回も実施した
 (上の写真)


 ファーンボロ・エアショーで
 デビューした WA-116は 
 1961年8月 その優れた
 手放し飛行安定性をデモンスト
 レーションした。 

 WA-116 のローターヘッド オフセットの値など詳細不明 
 
出所 : FLIGHT International - 31 Mar. 1966 

 作図 : Dick Ellis






*注: 参考文献
    「The Low-Cost Autogyro Wing Commander K.H. Wallis
                        [Journal of the Royal Aeronautical Society- Vol.67 Feb. 1963]  
    「The Wallis Autogyros   Neil Harrison
                        [FLIGHT International - 31 Mar. 1966] 

**注: 高速機 WA-118 Meteorite では 可変オフセット ( variable offset ) が計画された。

***注: Wallis-Bensen Gyrocopter [ G-APUD ] か 010507 意外な写真 参照

       関連ページ :  690xxx 自作航空機の黎明期    621005  Wallis の講演    700526A BENSEN MANUAL(A) 

参照頁: パテント3  パテント4  




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