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93xxx5 G6-VW1500 GYROPLANE 5 燃料系統のトラブルと愉快な事実


 諸々の要因故に 順調とは言えなかった G6−VW1500 ジャイロプレーン。 燃料系
統のトラブルもいろいろ有った。

 グラスファイバー製の燃料タンク〜石膏型から雌型を取り これから2個の半割り状態
の上下部品を製作して接着した物。容量は規定をオーバーしていたが その当時定めら
れた”決め”では 印を付けて それ以上の燃料を搭載しなければ良いとされた。 それは
ともかく 後に接着部分から燃料が滲み出るようになった。 それで修理する代わりに グ
ラスファイバーの上部を大きくカットして開いて 中に市販の10リッター・ポリタンクを入れ
て対処した。

 キャブレターに関しては加速ポンプが正常に機能せず スロットル操作に対してエンジン
廻転がスムーズに追従しない事があり これは分解清掃で解決した。 

 また有る時は プロペラの前後や尾翼の汚れ具合がいつもと違うと思って点検したが原
因が分からず 気にしない事にしてやっていた。 そのうちに状況は無視出来ない程にな
ったので より注意深く観察した。 キャブレターから白い糸状の物が廻転しているプロペ
ラの方向へ引かれている。 驚いた事に それは糸等では無くて燃料だった。 加速ポン
プのダイアフラムが劣化してクラックが入り 組付け部分からの漏洩を起こしたのである。
 この段階ではエンジンを停止させても燃料が滴り落ちる事が確認出来た。 フォルクスワ
ーゲン・エンジンの部品は 手を尽くせば入手出来るらしい事は分かった。 しかし時期的
には G6型ジャイロプレーンもそろそろ潮時と考えていた頃なので 解体自動車の燃料系
統部品から入手したゴム板を加工してしのぐ事にした。



上は ガソリン・スタンドで給油を受ける G6−VW1500

 一方 これはトラブルでは無いのだが 自己満足めいた ちょっとばかり嬉しい(?)事も
有った。  それは燃料給油の事。  これはエンジンが4ストロークなので可能だったの
だが  トレーラーに載せて飛行場に行く途中  最寄りのガソリン・スタンドで機体のタン
クに直接給油してもらった。それでとりわけ愉快だったのは まともな(?)ガソリン・スタ
ンドではポリタンクには灯油しか入れてくれない〜ガソリンは不可なので 予備燃料用と
して金属製の携行缶をいつも用意しているのだが機体に搭載してあるポリタンク(安物)
には無条件で給油してくれた事実である。

 もっとも トレーラー上ではなく スタンドの敷地に降りて給油して また次の目的地へ
向けて飛び上がれれば 大満足なのだが・・・。

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