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951022 XG7 静止スラスト測定  間接法による値は 120 kg

 写真のノーズ・ホイールの下に有るのはヘルスメーターだが 重量を測定している訳で
は無い。

 プロペラの静止スラスト測定セットアップ(左)と メーターの指示状況(右)である。 ヘル
スメーターの色が異なるのは 平均的な測定値を得る為の交換が理由(注)。 ヘルスメ
ーターとメイン・ホイールの下には厚い合板を敷き メーン・ホイールの前の地面には鋼
アングル杭を打ち込んで有る。 この測定作業は危険を伴うので慎重に行わなければな
らない。 ホイールの空気圧力 車軸の摩擦 機体フレームの撓み プロペラ反トルクに
よる浮き上がり又は転倒対策等々。 エンジン停止時にはメーター指示はゼロで有る事
〜必要ならノーズ部位にバラストを載せる。 

 1995年(平成7年)10月22日 最終的にセットしたプロペラの取付けピッチは75パー
セント半径で11度(プロペラ付属のピーチ・ゲージによる)。 エンジン・タコメーター指示
最大回転数 6000 rpmで ヘルスメーターの針は安定していたり振れたりした。 右の
写真では85kgを指しているが 実際は82kg〜85kgの幅が有った。

 下の図は測定原理(間接法)を示すもの。

 例えば L=1400mm(ホイール・ベース) H=950mm  P=82kg(メーター指示値)
の場合 メイン・ホイール車軸回りのモーメントの釣合から プロペラの静止スラスト T は

      T = P × L ÷ H = 82 × 1400 ÷ 950 = 120.8 ≒ 120 kg

 G7−R447の性能推定計算で 静止スラストの値は120kg を採用した。

     

注 : 参照頁 900529a ヘルス・メーターの精度

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