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ジャイロプレン / ジャイロとは?

ヘリコプター(helicopter)とは異なる 別の形式の回転翼航空機(rotorcraft)です。
ヘリコプターの回転翼(ローター : rotor)は通常エンジンの力で駆動されています。
しかし回転翼は 条件が整えば風を受けて自動的に回転を持続するばかりでなく 
大きな浮力(揚力)を発生します。
ジャイロプレンはそのような自動回転(autorotation :オートローテーション)する
回転翼によって空中を飛行します。回転翼が風を受ける為にジャイロプレンは前進
しなければなりませんが これは例えば飛行機(airplane)のようにエンジン駆動の
プロペラによって行ないます。



         Cierva Autogiro C-4                Bensen Gyrocopter B-7M


定義

法規(耐空性審査要領)
では次の様に定義されています。

この要領において「ジャイロプレン」とは、起動時のみ発動機駆動によるが、飛行中は空気力の
作用によって回転する1個以上の回転翼により揚力を得、推進力はプロペラによって得る回転翼
航空機をいう。

航空局通達では−−−

「ジャイロプレーン」とは、飛行中は主として空気力の作用によって回転する一個以上の回転力に
より揚力を得、推進力はプロペラによって得る回転翼 航空機を言う。


    Cierva Autogiro C-30

           Wallis Autogyro WA116 



呼称について


ジャイロプレン(gyroplane)とは回転翼航空機の一形式で以前はオートジャイロ(autogyro)と
いう呼称が一般的でした。

ジャイロプレン(gyroplane) = オートジャイロ(autogyro)

この形式の航空機の発明者 Ciervaが ”Autogiro”として登録したものが 
その後一般的に”autogyro”と呼ばれるようになり 法規上の分類ではジャイロプレンとなって
います。
ヘリコプターが実用化されたため オートジャイロは短期間で姿を消しました。しかし後に
超小型の一人乗りのオートジャイロが開発され”Gyrocopter ジャイロコプタ”と名付けられ
ました。

ジャイロプレン オートジャイロ ジャイロコプタ 等を略して(あるいは総称して)”ジャイロ”と
呼び表す事も珍しくありません。


                 −−−−−−−−−−−

FAQ (G7−R447型に関して)     Oct. , 2000

これは何?     ジャイロプレン(またはオートジャイロ / ジャイロコプタ)と
            いいます
            回転翼航空機の一種類ですがヘリコプタではありません

浮上するには?   エンジンで推進プロペラを回して前進します
             風を受けて回転翼が十分な回転数(オートロー
            テーション)に達すると浮上します

エンジンが止まったら? 機体が降下する時の風圧で回転翼は自動回転を
                続けていますから安全に 滑空着陸が出来ます

操縦の免許は?  日本ではまだ免許(操縦技能証明書)を取得した例は有りません
            しかし航空局の許可を得て飛行する(航空の用に供する)事が出来ます
            機体や場所についても同様許可が必要です
           

機体の価格は?   材料や部品を入手して自作すれば100〜150万円が目安です

                 −−−−−−−−−−−

離陸に必要な滑走距離   約 100 m     
着陸に必要な滑走距離   約 10 m     
最高速度      時速   約 80 キロメートル     
最低速度      時速   約 40 キロメートル     
上昇可能な高さ        約 1500 メートル
                      (規則で約200メートル以下に制限されています)
飛行可能な時間        約 1 時間     
飛行可能な距離        約 60 キロメートル
                      (規則で半径3キロメートル以内に制限されています)
エンジン             オーストリア製 40馬力 (2ストローク 440cc)     
使用燃料            自動車用ガソリン+2ストロークオイル    
機体の高さ           約  2.4メートル     
回転翼(ローター)の直径   約 7 メートル     
機体の重さ            約 130 キログラム

     

                   G6-2DK  左下は岐阜タワー

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