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前進飛行の空気力学 7 l  有害抗力〜パラサイト・ドラッグ( Parasite Drag ) 2

Reynolds 数

抗力係数(抵抗係数)Cdは物体の形と大きさ この物体の空気との相対速度(オージヤイロの対気速度)及び空気の動粘性係数に
よつて値が決まる。 以上にあげた条件のうち 物体の形以外の条件はレイノルズ数が関係する。

Re = ( l × V )/ ( 3.6 ×ν)

   Re  [ - ]    レイノルズ数 (Reynolds 数〜無次元のパラメータ)
    l   [ m」   物体の特性にかかわる長さ〜特性長さ( characteristic length ) 
   V   [ km/h ] 対気速度(相対速度)
   ν  [ m2/s]  空気の動粘性係数 

15 1気圧の下では  ν=0.154 cm2/s= 1.54×10−5m2/s なので Re = 1.8×10× l × V


特性長さ l は物体の進行方向に沿つた長さを使用するo

例えば100km/hで飛行するオートジヤイロの直径50mmのローターマストに関しては 特性長さはマストの直径 l = 0.05 m を取り
レイノルズ数は

Re = (0.05×100)/(3.6×1.54×10−5)=0.9×10≒1×10



長さ 2m のコツクピツトエンクロージヤの場合 同じく100km/hに於けるレイノルズ数は

Re = (2×100)/(3.6×1.54×10−5)=3.6×10

レイノルズ数は,慣性力の粘性力に対する比を表わすもので 流体に粘性があるときに運動を相似にするための条件であり
レイノルズ数が同じとき 相似な大小の物体〜例えぱ模型と実物〜の抗力係数 Cd は等しくなる。 これを相似則と称するが
一般にレイノルズ数が大きけれぱ抗力係数の値は小さくなる。 抗カ係数のデータを使用するときは そのデータに適用される
レイノルズ数の範囲に注意しなければならないo

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