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patent2 シエルバのパテント 2  [mar. 04. 2008] [Feb. 29. 2008]

先に、プッシャー・タイプ・オートジャイロやプロペラ・スラスト・ラインに関わる、シエルバのパテント資料図を掲載した。

次も、シエルバ・オートジャイロのパテントがらみの文書。
これは、ローター・ヘッドに関わるもので、ピッチング・ピボットとローター・シャフトの中心が一致していない〜ずれている〜即ち現在オフセット・ジンバルと称されているタイプのそれである。

現在のスポーツ・ジャイロに一般的なシーソー・ヒンジ式ではないので、また、予備回転装置などの複雑なメカニズムが目立つ図であるが、シエルバによるオフセット・ジンバル・ローターヘッドの米国に於ける特許申請書類の一部。
これは、Rotorcraft 誌 June-July 2005年の "Tech Talk With Chuck Beaty" から引用して、赤で追加書き込みしたもの。
Chuck Beaty 氏によれば、シエルバは、この特許申請の範囲を沢山上げているが、ピッチ・ピボットのオフセットの理由(効用)を「操縦力の軽減」とし、「安定性向上」については主張していないとしている。
さらに、オフセット量を大きくして、トリム・スプリングによってバランスさせる事が安定性向上に寄与する事を最初に認識したのは イゴール・ベンセン であろうと述べている。



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なお、同じ特許書類で、シエルバはロール方向のピボットとローター・スピンドル(回転軸)のオフセットに関しても言及している(下図)。



次は、特許書類から、ピッチング及びローリング・ピボットのオフセット説明の一部。

transverse pivot とあるのが 上図の ピッチ・ピボット
longitudinal pivot とあるのが 同じく ロール・ピボット



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参照頁:7011xxg オフセット・ジンバルの理論 オートジャイロの縦安定性 (1938年) (Aug. 19, 2001)

参照チャプター:Rotor Head  ローターヘッド

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