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Pou du Ciel 〜空のしらみ 「プー」 と 濱尾豊氏

自作航空機連盟会長の濱尾豊氏が設計製作試験飛行を成功させた”しおからとんぼ”の以前に 最初に手がけたのが「プー」だった。 相当出来あがった頃仲間から あれは不安定で危ない 止めた方がよろしい身の為だなどと騒がれて断念 燃やして処分したそうです。 惜しい。
濱尾豊氏には以前 大会でお世話になり オスコシツアーを御一緒し 今も定期的に直接的な面倒をおかけしている。 日本では現在ジャイロプレンは事実上 超軽量動力機等の”等”として扱われ (平成13年3月に航空局通達が改訂されるまでの間は)安全管理者及び操縦指導員に関わる航空協会資格維持の為に EXAL(=エクスペリメンタル航空機連盟 旧自作航空機連盟)の会長推薦が必要でした。
氏の自作航空機や超軽量動力航空機とその他のジェネラル・アビエーションに関わる啓蒙活動実績を顕彰してポール・チサンディ賞が授与された。

左は濱尾豊氏と”しおからとんぼ” 右はULP

”しおからとんぼ” はカンチレバー複葉機
氏はその後 ULPを自作し 今はゼロ戦をやっている
もちろん脚は引き込み式 ただし武装は無い

「プー」
1934年 フランス アンリ・ミニエ設計  国際的に大流行した串型主翼の超小型ホームビルト・スポーツ機 

*戦前:昭和11年2月フランスから輸入初飛行 のち製作権を購入して日本飛行機が国産化 日飛式 NH-1型 ”ひばり” (雲雀式一型特殊飛行機)
うたい文句(CM)は エンジンが止まっても落ちない 突風にあっても揺れない 有自動安定性 無失速 独習可 操縦簡単無比 。
しかし操縦感覚が他の一般的な飛行機と違って かえって勘違い操縦による事故などが多発して人気が衰えた。
(ジャイロコプターも当初そのように喧伝され 似かよった経過をたどったように思う)

出所/写真日本航空50年史

*戦後:航空活動再開の頃 新立川航空機KKが「プー」の戦後版フルキャビン・サイドバイサイドのスマートなのを製作した (立飛 R-HM)。 どこかの博物館?に有るらしい。

出所/写真日本航空50年史

*現在:世界各地で結構人気が有って飛んでいる。 アンリ・ミニエの縁続きの方が単座型は無料で 複座型は有料でそれぞれ図面を提供していると聞いた。

Pou du Ciel / H.M-293

 

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