アクシデント DENが今までに体験したアクシデントです。

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[火事]

[ブレーキが効かない!!]

[ひき逃げ]

[パンク]

[エンジンストップ]

[配線ミス]

[皇居突入!!]

[初めての塗装]


[無謀ツーリング]

[検問突破!?]

[オーバーヒート]

[砂浜]

[床上浸水]

[押し掛け不発]

今後も追加していくつもりです。(あまり体験したくは無い内容ですが、、、)
同じような体験をした方、またはあなたの体験談を是非お聞かせください。


[火事]

これは、車やバイクとは、まったく関係の無いアクシデントです。(少々ネタ切れのため、オマケ的に書きます。)

DENが高校生の頃、離れの家で、勉強をしていました。(勉強するのはテスト前だけでしたが。。。。)

季節は冬。 暖房器具といえば、パネルヒータのみで、部屋がなかなか暖まらず、布団の上にテーブルをおいて、足は布団の中、
背中側をパネルヒーターで冷気を遮る形で寒さをしのいでいました。

ある夜、お茶を飲もうとガスコンロでお湯を沸かしているとき、ガスコンロのホースが、やけに長いのに気づきました。

これなら、台所から部屋にコンロを引っ張れば、部屋を暖められるぞ!! と鋭く(!?)閃き、即実行。

ガスコンロを、部屋に持って行き。。。。 
あれっ! 僅かな差で、部屋に届かない!!!。   でも、少し引っ張れば。。。。  入った!。

しかし、手を離すと、ホースに引っ張られ、コンロが部屋を出て行ってしまう。
よし、コンロをドアで固定すればいいか!。。。。と、コンロをはさんだまま、ドアを10センチ程開けて、紐で結んでドアを固定した。
コンロに点火!!。   成功!!。 これで、しばらくすれば部屋も暖かくなるだろう。 と、この後の悲劇も知らず、勉強を続けていた。

しばらくすると。。。。   シュボッ!!。 と妙な音が聞こえた。 ふと見ると、台所で火が燃えているぅぅぅ!!!。
よく見ると、ガスコンロの火が消え。。。ガスコンロのホースが抜け。。。のた打ち回るように火を噴きながらホースが、
台所で暴れまわっていた。

やばい、ガスを止めないと。。。。と思い、台所に行こうとするが、ドアが開かない。 
こんな事になるとは思っていなかったので、かなりキツク紐で縛っていた。
しかも、出入り口は、その一箇所。

薄っぺらいドアめがけて、思いっきりとび蹴りをすると、紐を固定していた金具が外れドアが開いた。
すぐ、コックを止め火を消すが、すでに、ドアの裏に引火していて、水をかけて消火作業を続けた。。。。。

やがて鎮火したが、台所は水と煙だらけ。 火は消えたが、窓を開けると煙が外に出て騒ぎになると思い、
時間をかけて少しずつ窓から排煙した。

その後、掃除をし、気づけば朝になっていた。 
テスト勉強どころの騒ぎではなかった為、この日のテストの点数は、言うまでも無いだろう。

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[ブレーキが効かない!!]

これは、まだ中学生の時、もちろん免許は持っていないので、自転車での話。

中学生になってから買った自転車はサイクリング車。
10段変速の自転車で、当時は軽く速く走れる自転車だった。

ただ、普通の自転車の後輪についているようなドラム式のブレーキは無く、
前後ともリムをゴムで挟むタイプで、車でいうディスクブレーキ。

晴れた日は、ロックするほどの効きの良さはあったが、雨の日はリム自体が濡れる為、あまり効かない。

まだ、知恵の足りない中学生の私は、水に濡れるからブレーキが効かないんだ! と思い(ここまでは、いい。)
自転車を洗ったついでに、水を弾くようにと、リムに油を塗ってしまった。(ボケッ!!)

しばらく晴れた日が続いたが、数日後に雨。 とうとう、試す日がやってきた。

雨の中、前傾姿勢を取りながら、勢い良く走る。
頭では、雨の中でも、ロックするほどブレーキの効きが良くなっていると信じていた。
(信じるものは救われる!? この言葉は絶対嘘です。)

片側2車線の中央分離帯もある交差点に差し掛かり、普段、雨の日は減速するのを、
そのままのスピードで通過しようと思っていた。。。。が。
手前で信号が、黄色に!。 まだ、距離はあった為、諦めて止まろうとした。

ん!?。 まるでブレーキが効かないではありませんか!。(当りまえだ!!)

更に、効かないブレーキレバーを力いっぱい握っていると、「
ブチッ!ブチッ!
前後輪ともブレーキワイヤーが、切れてしまった。(この瞬間、ムンクの叫びみたいな顔になった。。。と思う。)

信号は赤になり、減速できないまま交差に差し掛かる。
超危険な状態。。。どうしよう???

こういう時、人間ってすごく早く思考出来るんですね。
自転車を倒す−−−痛そうだから却下。(そもそも倒せない。)
車に突っ込む−−−自転車に乗ったムンクが突っ込んできたら、車のドライバーは。。。もう1人ムンクを作ってしまうので却下。

色々、考えた末、右折する事にした。
信号は、まだ変わったばかり。 手前の車線は何とか通過できそう。
向こうの車線の車が動き出す事を考えて、向きを合わせる為、交差点を斜め右に横断して
そのまま向こうの車線に入ることにした。

手前の車線は通過。。体重移動しながら右へ。。。車線の広さが、この時は幸いし、曲がり切る事が出来た。
何とか乗り切ったものの、まだ止まれない。。。。が、曲がった為、ある程度は減速出来、足をついて止まる。

このあと、家に帰り自転車のリムとゴムを洗剤できれいに洗い、ワイヤーも交換。
この日、一つ賢くなりました。


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[ひき逃げ]

衝撃的なタイトルを付けてますが、とりあえず読んでみてください。

夜、交通量の少ない道を走っている時。

私は、助手席に乗り友人が運転、後部座席にも友人2人が乗り走行中、
歩道から車道に向かって棒が2本出ているように見えた。

通過直前、それが人間の足と気付き"足だ!! 人が倒れてる!!"。
すぐ車を止め、確認する。

確かに人だが、植え込みが1メートル位の幅があり歩道側からは見えなかった。
車道に回り声を掛けるが反応は無い。足は膝から下が車道側に出ていて、あとは植え込みの中。
状態がわからないのでヘタに動かす事も出来ず、119番通報。

その間も、通過する車に注意を促しながら、声を掛けつづけるが反応は無い。

中には"お前らが撥ねたんか?!"と言ってくる車もあった。
(まあ、傍目にはそう見えるかもしれんが。。。)"ちゃうって! 倒れとったんや!"。

そーこーしていると、倒れている人に反応があった。
声を出している。"う〜〜〜〜"。
(やっぱり、撥ねられたのかな?、苦しいのかな?) でも、生きている事だけは確認できた。

"大丈夫かですか?"。。。"ぐぅ〜〜〜〜。"。。。
"???。ぐぅ!?"

少し突ついてみる。。。"んごぁ〜〜!"
このおっさん、寝とるんとちゃうか?!。。。

身体を揺すってみる。。。"ん?!"。
もぞもぞと起きあがってきた。。。"なんや、お前らは?!"。。(酒臭〜)
まるで、気持ち良く寝ているところを起こしやがって! というような言い方。

"おっさん! こんなとこで寝てたら車に轢かれんで〜。"
"おお、そうか? ここはどこや?"。。。場所を説明する。
時計を見て"こんな遅い時間になってしもたか。 早よ帰らんと。 ほな!"
と起きあがって帰ろうとする。。。(ちょっと待てぇ!)

しかし、私達は救急車を呼んでしまっている。 このまま帰られたのでは、
ただの人騒がせになってしまう。 何とか引き止めておかないと。

"おっさん、家どこなん?"、"どこで飲んでたん?"など話をしながら時間を稼いだ。
ピーポー ピーポー ピーポー。
やっと来た。

おっさんも、その救急車を見ていたが、自分の前に止まって初めて事態が呑み込めたようだ。
救急隊員が、降りてきて事情を説明すると、
"こんなとこで寝てたらアカンやん! 送っていったるから救急車に乗り!"
と、おっさんを乗せていってしまった。

何事も無かったが、下手をしたら本当に轢かれてたかもしれない、おっさん!
一言ぐらい礼をいうか、謝れよ!!

ところで、こんな時って救急車はタダでいいんだろうか?
(タクシー代が無い時、使えるかな?)
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[パンク]


結婚前、彼女(今の妻)と横浜から熱海へドライブに行った時の事です。
車が無かったので、レンタカーを借り出発。

レンタカーを借りる時1600cc以上のマニュアル車を指定して、借りれたのはシビックでした。
車体の傷の確認は、していたが。。。。

横浜から熱海、途中で運転を交代して彼女が運転中、"ピュー!"。 ?ん、何の音だ?!。
大型車とすれ違った直後だったため、その排気ブレーキ音か?と思ったが、
徐々に車がゆれ始め、右後輪が"パコパコ"と鳴り、初めてパンクと解った。

道脇の広場に車を止め見てみると、溝がないどころか白いワイヤーが所々からでたタイヤが
ペチャンコになっていた。(なんじゃこりゃ!)

教習所に通っていない私は、タイヤ交換の仕方を習った事がなく、出来るかな〜?
と思いながらやってみた。
ジャッキアップはジャッキに貼ってあるシールでわかった。

工具でタイヤを外し、予備タイヤを。。。。
ゲッ! スペアタイヤもワイヤー出とるやん!?(エアーは入ってるけど)。
とりあえず交換。

その後、熱海の同じ系列のレンタカー屋に行き、「車を替えてくれ!」と言ったが、
そのレンタカー屋は、こんな(タイヤの)車を貸す店が悪い。と、横浜のレンタカー屋に連絡。

しかし、代車を用意する事が出来ず、最寄のタイヤ屋で料金立替でタイヤを交換することになった。

タイヤ交換するといっても、それまで経験なく、とりあえずガソリンスタンドで聞いてみる。
1件目はタイヤを置いてなく、2件目のスタンドで交換。

2種類あるタイヤのグレードの高いほうを勝手に選択
(レンタカー屋は、安い方をと言っていたが、原因はそっちだろ!)。
もちろん、後輪2本とも交換。

交換作業中、スタンドマンがワイヤーで手に怪我。(治療後、交換作業続行!)

交換が終わったのは、もう夕方近く、予定の観光は出来ず終い。
仕方なく観光は諦めたが、新品のタイヤは、やはり一皮剥いておかないと、
ということで、熱海の山をしばらく走り回る。

その車を返す時、タイヤ代はもちろん、レンタル代も踏み倒そう(なんの為に借りたのか解らんし、
予定が狂いまくったんだし)と思ったが、タイヤ代しか帰ってこなかった。
(ゴネ方が足らんかったかな?!)
まあ、2度とそこでは車は借りないようにしておこう。

しかし、私なりには、タイヤ交換も出来るようになったし、このアクシデントは結構楽しんでいました。

みなさんも、車を借りる時には、ボディーだけでなくタイヤも要チェックですよ!!
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[エンジンストップ]


走行中、エンジンが止まるとどうなると思います?

いきなり、質問ではじめてしまいましたが私は、経験してしまいました。

スピードを落とさずに交差点に差し掛かり、そのまま左折した時の事。
曲がっている最中に、コックピットパネルの警告ランプが全て点灯し、(エンジンを掛けずキーだけをオンにした状態と同じ。)
エンジンが止まってしまった。
何が起こったか一瞬解らなかったが、ハンドルが重くなり、ブレーキも効かず、操縦(運転)不能状態になった。

エンジンが止まって、油圧が効かなくなっただけだが、バイクとは違い文字通り手も足も出ない状態は、恐ろしいものです。
幸い、前後に人や障害物・車がなかったので大事には至らなかったが、もし何かあっても、避ける事も止まる事もできないのは、
凍結した道路や、ハイドロブレーニング現象と同じように思いました。

とりあえず、この時は惰性で走るとこまで走り、ある程度スピードが落ちたところで
歩道に片輪を上げてハンドブレーキで止まりました。

再度エンジンを掛けようとするものの、セルの’キュンキュン’という音ではなく
’カチカチカチッ’と音がするだけで、エンジンは掛からず。

後で解ったけど、原因はタイミングベルトの破損。
タイミングベルトって10万キロで交換する事になっていますが、その時の車は10万キロを少し越えたものでした。
耐久期間と交換時期って結構シビアに決められているんですね。

缶詰の賞味期間は、かなり過ぎても大丈夫だと思っていましたが、タイミングベルトはそうではないようです。
みなさんも、車の部品の交換時期には、十分気をつけてくださいね。
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[配線ミス]


私がまだ学生の頃の話です。

友人が車にフォグランプを取り付けた数日後、その車を借りた時の出来事。
車の持ち主を会社まで送り、そこから出発!。

その日は朝から雨。 その中、学校の行事でインテックス大阪へ。
しばらく走ると、車内が焦げ臭い。 足元を見ると白い煙がモア〜っとたち込めている。(なんだ!!)
即、止まろうと思うが通勤ラッシュも始まっていて、ヘタに止まると大渋滞を起こしかねない。
しばらく走って、まだ開店していない酒屋の駐車場に止まる。

止まる直前に、ボンネットの隙間からも煙が。。。。慌てて止まり、エンジンを切る。
ドアを開けて外に出るが、車内の煙とボンネットからの煙で周りの視界を真っ白にしてしまった。

ボンネットを開け(さらに煙!!)見てみると、エンジン・キャブレターの上を通る二本の配線が焼け焦げ、
キャブレターの箱とダクトが溶けていた。 その配線を調べてみると、フォグへ通じている。
とりあえず、走るには支障無いだろうと思い、焼け焦げた配線を引きちぎり、
ハンカチで覆い、それ以上ショートしないようにした。

大手のカー用品販売店で取り付けたフォグだったが、素人でもエンジンの上に配線せんぞ!!

集合時間も近づき、そのまま発進!!。。。。。と思うが、エンジンが掛からない!!。

再度、ボンネットを開けチェック。
どう見てもフォグの配線以外は、支障はないが原因が解らず、焼け焦げた配線をまた繋ぐ事にした。

ヘタに触るとボロボロになる配線を元の所に繋ぐ。
しかし、元々エンジンの上を通る最短の配線。(届かない!!)。
キーホルダーを介して接続してセルを回すが、だめ。

仕方なく、友人の会社に電話。
営業で友人は不在だったが、伝言を頼み車は酒屋の駐車場に置いておくことにした。

緊急の停車だった為、駐車場のまん中に止めたが、これでは営業妨害。
車を押して移動しようとシフトレバーを『N』に。。。。「んっ!! 『R』になってる。」
エンジンの掛からない原因がやっと解った!。(『P』にするとエンジンが掛かった。)
あわてて止めた為、シフトレバーを『P』に入れ損ねていた。(お騒がせしました。)

雨の中での作業、服もビショビショになったが、エアコンで乾かすことにした。
エンジンも掛かり出発!。 何とか間に合う。

その夕方、友人に車を返すため会社へ行くと、貸した車で事故をしたことになっていた。
(伝言がうまく伝わってなかった。 というより車を置いて行く事しか言ってなかったような。。。?)

その後、取り付けたカー用品店でクレームで修理。
取り付けが悪かったとは言うものの、フォグを取り付けて喜んでいた彼のショックは大きかったようだ。
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[皇居突入!!]


 免許を取ると車に乗りたくなるもので、私も車関係のアルバイトを探し、
見つけたバイトが、レンタカーの配送。
日本各地のレンタカー会社が預かる他県の車を、元の営業所に戻す仕事でした。

 そのバイトで、大阪〜新宿、ホロ付き2tトラックを移動する時の事です。
東京へは、鉄道で行った事はあったものの車で行くのは初めて。

 途中、京都で友人の家に行き夕食、次の日の朝食は抜きで、寄り道してR134を走行。
鎌倉のファミレスで知り合いの店長に昼食をご馳走になる。
予想以上に順調に(お金を使わずして)東京に到着。

しかし、東京といってもR1を走って着いたのは皇居。
地図を確認したいが、通行車両も多く止める場所が無い。 仕方なく皇居を1周する。

行く先は新宿。。。新宿といえば高層ビル。。。ビルが見えたら、そっちに走ればいいや!

ビルを探しながら2周目。。。。見えない。。。。
景色ばかり見ていたが、ふと後続車を見ると。。。パトカー?!

こんな時、何故か悪い事してないのに緊張する。
景色ばっかり見ていて、信号無視なんかしたら即、捕まるだろうな。と思いながら慎重に運転する。

3周目。 後ろのパトカー・スピードメーター・信号、気になってビルを探すどころではない。

3周半。 あれっ! パトカーが2台になってる。

4周目。 横から出てきたパトカー(3台目)が横に付けた。

緊張して運転どころではないぞ!!。(なんで、ついてくんねん!! 俺、なんか悪いことしたか?!)

走っていても仕方なく、皇居側に空き地を見つけそこに入り止まる。。。が、
同時に、けたたましいサイレンと赤色灯が回り、取り囲まれる。

そこは、皇居の入り口。 立番の警官も駆けつけてくる。

撃たれる。。。と思った私は、片手に地図を持ち、手を上げ。。。
「あのう、新宿までの道、教えてください。」

実は、その日というのは、平成2年1月7日。(この一年前、日本に何が起こったかわかります?)
昭和天皇崩御1回忌。(この表現でいいのかな?!)
皇居もピリピリと緊張している時に、怪しいホロ付きトラックが皇居をグルグル周っていたのでした。

乱暴な事は無かったものの、身体検査とトラックの積荷検査(何も積んでいなかったけど)をされ、
皇居を周っていた理由を聞かれる。。。
「新宿の高層ビルを探してたんですけど。。。」
「何十キロも離れたビルが見えるか!!」。。。(やっぱり?!)

このあと、道を教えてもらい新宿に到着。
帰りは別の車で名古屋行き。マクドナルドでの夕食。
ハンバーガーを食べながら、現地までしっかりと道をチェックする私がいました。

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[初めての塗装]


北海道にツーリングに行く1週間前の事です。

バイクで細い道を走っていると、道路脇の家の駐車場から三輪車に乗った子供が飛び出してきた。
(その家の駐車場は坂になっている為、三輪車といえ速かった。)

やばいっ!と思い避ける。
。。。が、避けた側から、三輪車を追いかけて、さらに4,5人の子供が飛び出してきた。

スピードは出していないつもりだったが、止まり切れず、やむなく、バイクを倒す。(泣!!)
ガ−ッ!(倒してからすべるバイクを止めた。)

「大丈夫か?」、子供全員に確認する。 泣き出す子供もいたが、びっくりしただけで怪我がなくホッとした。
ヘルメットをかぶったままでは、子供たちも怯えてるのかな?。。。と思い、ヘルメットを取り、バイクを起こす。
バイクを起こしている最中に子供が、「オジさんッ!?」(当時26歳:ちょっとショック!)
見ると「ハイッ!。」とヘルメットを渡してくる。「置いといて!」(今、受け取れるか!)
バイクを起こし終え、とりあえず、家の人を尋ねるがいない。

バイクの損傷を見ようと戻ると、子供たちが、「ごめんなさい、ごめんなさい。」と、全員が泣き出したので、
「いいから、いいから。」(本当は良くないけど。。)とその場を去る。

帰ってから見ると、右のカウル(アッパー、サイド、アンダー)に傷、ミラーとウインカーは破損。(泣。泣。)

即、バイク屋に電話しミラーとウインカーを注文。(逆輸入車だが、この程度はすぐ手に入るらしい。)
しかし、カウルの傷は間に合わない。(こんな傷で、ツーリングに行きたくない。)
ヨシッ!。塗装するぞ!と決心。 やった事は無いが補修用品が出回っているし、何とかできるだろう。

バイク屋に行っても塗料は無かった為、カー用品店にいくが、4輪用ばかりでバイクの色が無い。
(メーカーさん、バイクの色も出してください。)
仕方なく、似たような色で選び20本ほど購入。(その他、サンドペーパー・パテ・マスキング関係を購入)

まず、カウルを全て外し、風呂場で洗浄と、サンドペーパー掛け。 カラーリングにシールが貼られていたが それも剥がす。
アッパーカウルの削れた所をパテで形を作り修復。 アンダーカウル(クランクケース)の出っ張りも穴が開いていたので塞ぐ。
パテが硬化するまで1日置き、その後研磨しながら形を取って行った。

いよいよ塗装。 しかし、天気が悪いし、仕事から帰ってからだと外は暗すぎる。
ツーリングまで時間は無いし。。。ということで、部屋で塗装開始。
毎日、玄関と窓を全開にしたまま塗装を続けたが、それでも部屋(特に寝室)がシンナー臭い。

以前、同僚にシンナー中毒者は、天井に虫がいっぱい見えるらしいと聞いていた。
それだけでなく、その虫を指から出る光線でやっつけていくことができるらしい。

そして、私自身も天井に緑色の虫がいるのが見えてしまった(一匹だけ)。
とうとう、ラリってしまったか?!
ためしに、エイッ!とやってみたが、指から光線は出ず(こんな事やる事自体、ラリっていたかもしれない)。
天井の虫は本物のクツワムシだった(窓を開けっ放しにしている為、入ってきたようだ)。

塗装の難しさは、薄く塗ると艶が無いし、厚く塗ると垂れる。 何度もやり直した。
デザインは元のままだが、細かい部分は色を変えてみた。
バイクに取り付けてみると、シートカウルとの色がやや違うが、目立ちはしない。
ミラー、ウインカーも取りつけ、出発2日前に完成。

出来映えには満足とは言えないが、塗装する事の楽しさと知識が加わり、次はデザインを変えた全面塗装をしてみたい。
。。。と思うが。。。デザインや芸術には興味も知恵も無い。 まあ、補修程度でやっていこう。

この塗装部屋(?)は、前の会社の寮。 部屋を出る時、白い壁には、赤や黒の模様が入っていた。
部屋中、新聞紙を貼っていたはずだが、隙間から漏れてたみたいだ。
塗装は、風通しのいい外で行いましょう。

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[無謀ツーリング]


友人と2人で4泊5日の北海道ツーリングへ行きました。
羽田から飛行機を使って(バイクごと)札幌へ。
札幌→富良野(泊)→稚内(泊)→網走(泊)→札幌(泊)の予定。

事前の情報は、大雪山に初冠雪ということだけ。(出発は9月23日)
出発してからはバイクということもありラジオも無く、天気は知らずに走行。

1日目は天気が良かったものの2日目〜3日目は台風に見舞われ、
風を遮るものの無い北海道をバイクを傾けながら走破しました。
台風と知ったのはガソリンスタンド。(行き当たりばったりの無謀な旅)

富良野→稚内、日本海側からの暴風雨に逆らい、少し気を抜くと反対車線に流されながら走る。
(センターラインで一瞬バイクを立てると反対車線の側道まで流されてしまう状態。)
途中、友人がバイクを止めたが、風でUターンも出来ず2km程走り、
ちょっとした林を見つけその中でUターン。

友人が無理だと言うが、ここではどうしようもなく先に進むしかない。
(この後、向きを合わせるため1km程戻って広場でUターン)
そして、何とか予定通り、稚内に到着。

次の日も大雨の中、出発したが途中、道を間違え地図を確認。
少し戻って予定通り行くか、このまま別の道で行くか。
選んだのは、このまま別の道で行くという方。(この選択が後で後悔することになる)

この日の行程は350km。このツーリングで最大の移動。
雨の中の走行で疲れていたので、早めにホテルに着きたいと思っていた。
そして、網走まで後10kmを切ったところで、赤色灯が見えた。看板には”土砂災害通行止め”。
警備員に回り道を聞いてみると”北見峠”を通ってくれとの事。そこは今、走ってきた道。
え〜っ!戻るしかないの?!

辺りは既に真っ暗。疲れもピークに達し、意識朦朧とした状態で走行を続けた。
22時も回りもう無理、どこか別のホテルで泊まろうと思うが無い。
23時、ホテルが見えた。今日は、あそこで泊めてもらおう。
しかし、そこは、、、予約していたホテル。遠回りしたがたどり着いていた。

この日の走行距離700km(予定の倍)。
しかもこのツーリングの総走行距離が1500kmだったことを考えると、
ほぼ半分はこの日に走ったことになる。

次の日は、午前中はゆっくりと休み、サロマ湖などを観光。そして余裕で札幌に到着。

あれっ!明日は帰る日?。疲れていた為、それまでの行程があまり記憶に無い。
天気が天気だっただけに、記念写真もあまり撮っていない。

最終日は、札幌を周っていたが、空港までの距離を知り(かなり遠い)、
道央をぶっ飛ばし、30分前に到着(何とか間に合った)。

帰ってきてから、しばらくしてGSX−Rの調子が悪くなった。
修理に出したが、水が原因だったらしい。

あの雨の中走ったんだから無理無いか!?。 帰ってくるまで頑張ってくれただけよかった。。

計画は細かく、常に情報を確認しながら行けばもう少しは楽できたかな。

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[検問突破!?]


   ある日、国道から細い道に入った途端、検問があった。
国道から見えていたので、止められるかなっと思っていたが
赤色灯を持った警官は、赤色灯を下に向けブラブラと振っていた。

 あれっ! 通過してもいいのかな?と思い、そのままのスピードで通過。
しかし、通過中警官の動きが急に機敏になり、気になってミラーを見ると出ていた警官が
パトカーをバックさせて追いかけようとしている様子。
それを見て、とりあえず止まった。

すると、警官が5、6人走ってきて車を取り囲み「なんで、止まらないんだ!!」
「赤色灯を下でブラブラしてたら、行け!って事やろが!!」
と、しばらくもめた挙句、免許証の提示を求められた。

その免許を見た警官が、「初心者マークは付けとるか?」
そう、この時はまだ免許とりたて。
しかし、車を止めてから、警官が来るまでの間に前と後ろに初心者マークは置いておいた。

が、、、。 後ろには初心者マークが無いという。そんな筈は無い、と見てみると・・・。
裏向きで、マグネットの黒い面が上になっていた。
後ろは手が届かず投げた為裏向いてしまっていたのだ。
外側に貼っておけと言われたが、走行中に剥がれて飛んで行ったこともある。
自分の車なら、シールで貼れば良かったが親の車で、そうはできない。

結局、違反にはならなかったが時間は無駄にした。交通違反で捕まるたびにそう思ってしまう。

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[オーバーヒート]


まだ自分の車が無かった頃、会社の先輩の車を借りて富士山へ走りに行った。

何事も無く走っていたが、2合目を過ぎた辺りから水温計が上がり始めた。
気になって3合目のパーキングエリアに入ると、ついに冷却水がボコボコと音をたて沸騰。
成すすべなくボンネットを開けて冷えるのを待った。

気圧の関係で沸騰してしまったのかな?!とその時は思っていた。
今、思うと馬鹿な考え。他の車は、スイスイ走っているではないか!!。

しばらくして、とりあえずトイレから水を補給。
そのまま5合目までのぼり、富士山の雪解け水を購入(もちろん車の為に)。
このあと、新5合目にも行く予定だったが、高い山は無理と諦め、箱根に向かった。

しかし、渋滞にハマルと水温計が上昇し、信号待ちでも上がってしまう。
走りつづけるしかなくなってしまった。富士山からボンネットはずっと開けっぱなしにしていたが効果なし。

そして、渋滞がひどくなり、ついに、 ボコボコッボコ!!!
白煙(湯気?!)を上げながら空き地に停車。
そして、またボンネットを開け初めて解った。ゲッ!冷却ファンが回っていない!!
ヒューズ切れか? と思ったが違う。

原因が解らないまま、と言ってこのまま車を置いて行くわけにも行かず、
すいた道を選んで着いたのは御殿場。(横浜に帰るのに逆方向。)
走りつづけられる道で横浜に帰るには。。。高速道路を使おう!。
大きな不安を持ちつつ東名にのった。

流れているときは、クーラーもかけ、さずがに快適だったが、
渋滞すると熱を逃がすために暖房を入れ、窓は全開。
何度もそれを繰り返しながら帰宅。
景色どころか水温計ばかり見てたドライブだった。

あとで聞いた話だが、その車は増水して溢れた川を走った事があるらしく電装系に異常が多かったらしい。

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[砂浜]


初めて買った車はRVR。

その愛車で海へ釣りに行った時、砂浜に1台車が入っていた(どうやら釣りをしているらしい)
その車はジムニー。こちらも4駆、行けるだろうと思い波打ち際まで走行した。
途中少しハマリ気味だったのが気になったが、そのまま釣りを開始。

釣りの間砂浜を軽快に走り場所を変えながら釣りをしているジムニーを見ていたが、
釣りを終え帰ろうとRVRを走らせると、波打ち際と平行には走れるが、岸へ向かうと
砂に埋もれてしまい帰れない。日も暮れ始めジムニーは既にいない。
とりあえず車屋に電話し営業の女性が来てくれたが打つ手無し。
そこで、JAFに電話し待つこと30分。JAFマークのビッグホーンが降りてきた。

これで助かる!!。と思ったが、こちらに向かうビックホーンが途中で停車。動きが無い。
あたりは真っ暗でビックホーンのヘッドライトはこっちを向けたまま。
ウインチの準備でもしているのか?と思い歩いて近づくとスコップを持った隊員が砂を掘っていた。

まさか?!。。。。「ハマッちゃいました!?。」(ミイラ取りがミイラになったというやつですか?)
仕方なくまずはビッグホーンを助けることになった。
車屋の女性と私と妻、3人でビッグホーンを押し、救出。
原因は作ったと言え立場が逆ではないか?。

応援を呼ぶというので、待つことさらに30分。先輩らしい隊員が登場!
再びビッグホーンを砂浜に入れると言う。”ハマッちゃいますよ!”という先に来た隊員に対し
”助けてもらって何言ってんだ!。さっきより一人増えているんだから押せばいいではないか!”
ということで入るとこまで入りそこからウインチで引っ張ることにした。
途中ウインチが悲鳴を上げ出したが先輩隊員は海水をかけ冷やしながら作業を続けてくれた。
しかし、ウインチもとうとうダウン。だいぶ岸に近づいたもののまだ自走は出来ない。

そこでウインチのワイヤーを伸ばしながらビッグホーンを岸に上げワイヤーをロック。
あとは、ビッグホーン自体でRVRを引き上げた。

このことでRVRのクラッチとJAFのウインチがダメになったが、そこまでして助けてくれて感謝しています。
この出来事がきっかけでJAFに入会しました。

このあと、すべりまくるクラッチで車屋まで自走、修理代6万円なり。(ちなみに釣果は0でした。)

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[床上浸水]


台風が来た時、仕事で帰りが夜中になった。
その時間、台風は通過中の筈だったが大した雨でもなく車で帰った。

いつもの道を走っていると、やけに水が溜まっている。
大丈夫だろうと走っていたが、ヘッドライトに照らされた木片がやけにゆっくり横切った。
ゲッ!!。いつのまにかヘッドライトが水中ライトになってる!!。

その途端、車がフワフワ船状態。タイヤも空転(水転?)
しかし、たまに接地するためその時だけジャンプするように前に進む。(まるでカエル)

途中ダンプカーとすれ違い波で流されるのを必死に舵(ハンドル)を切りながら波に乗った。
国道に出る手前で水位が下がり普通に走行できるようになったが、ブレーキの効きが悪く
ポンピングブレーキ。なんとか止まったが、止まったショックで車内に浸水していた水が、
運転席の足元で”ジャッバ〜ン!”
そのまま家まで走行しドアを開けたら思った以上にすごい水が駐車場に流れ出した。

次の日、台風一過の超晴天。駐車場の私の車だけ窓が内側から曇っている。
ドアを全て開けフロアマットを出すと車の一番下の鉄板には、まだ水が溜まったまま。
雑巾で吸い取る作業を続け、綺麗になったがフロアマットが臭い。

電装系など心配したが、何事も無いというより、かえって調子が良くなったような気がした。
その車はアルト。半年だけ乗った車だったが、この浸水事件があった1週間後には
今の車が納車され下取りに出してしまった。

今も調子良く動いているだろうか?

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[押し掛け不発]


これは、バイク(GSX−R1100)の話。

ある冬の朝、いつものようにバイク通勤する為に駐輪場からバイクを出した。
いつも簡単に掛かるエンジンがいくらセルを回してもかからず時間をかけたが結局ダメ。
しまいには、バッテリーも上がってしまった。(少しカブッたかもしれない)

その時、住んでいたのは丘の上。周りに下り坂はいくらでもある。
楽に押し掛け(乗り掛け?!)できる環境で、さほど心配することなく坂を下って行った。
少しスピードがのったところでクラッチをつなぐが後輪はロックしてエンジンを回してくれない。
2速から3速に変えてもだめ。何度か繰り返して、ついに。。
下り坂の終わりまで来てしまった!?。   坂を見上げながら気がついた。路面凍結!!

”早く気付け!!”といっても後の祭。230kgの車体を押しながら会社に向かう。
もちろん遅刻は覚悟。途中ガソリンスタンドでバッテリーを繋いでもらえばいいや。
朝早くの為、近くの会社はまだ人が来ていないし。。。。おっ!!ここの工場、作業してる。
”すみませ〜ん!!、ブースターケーブルがあれば繋いでほしいんですけど。”
と頼み繋いでもらえることになった。。。が、
繋ぐ相手はフォークリフト!(これしかなかったらしい)

”このバッテリー、デカイですが12Vですか?”と問い掛けた答えが”知らん!”
”+−のマークが無いですけど分かります?”の答えが”分からん!”。
だんだん心配になってきた。
その人が言うには、とりあえず繋いでみて違ったら火花が出るか爆発するかのどちらかで、
そのあと無事だったら、逆にすればいい。とのこと。(やめてくれ〜)

そして、繋ぐ時が来た。消火器の位置を確認してから、接続!!
バチッ!! 火花というより青白い光を見た。
”ハズレ!!”(おいおい!!他人事のように軽く言うなよ!=他人事だよ!。)
接続を逆にしセルを回すと”バオ〜ン!!”。一発始動。

恐ろしい体験をしたが助けてもらってありがとうございました。もう2度と頼みません。

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