初めて購入したリッターバイク(GSX‐R1100)です。
2年間乗ってました。

運転免許取得までの話です。
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[普通自動車第一種]

[自動二輪限定解除]

[大型自動車第一種]


[普通自動車第一種]

運転免許は、直接試験で取りました。
練習で、教習所の貸しコースは利用したものの、試験代はトータルで1万8千円。
免許失効等の理由で受ける人が大半を占めてますが、1発試験で受ける人も結構います。

運転経験があれば、5千円位で取れたんじゃないかな?
私は、仮免許で5回、ペーパーテストで2回不合格。その分高くなってしまいましたが。。。。

試験内容は、まず、学科試験(50問:原付免許があったため免除)。
次に、仮免試験。これは試験場内のコースで実際に車を運転します。(これが難関)
仮免試験に合格したら、路上練習。これは仮免許証が渡されるので各自、帰ってから練習。
書類に練習の日時、場所、距離、同乗者の免許証番号等を記入して提出すると、次は学科試験(100問)。
学科試験の合格後、最終の路上試験。これで即日交付されます。

記憶が確かなら、学科試験には乗車試験の1回目の試験代が含まれていたような気がします。

難しい仮免許試験ですが、当日に発表されるコースを隣に試験官、後部座席に次の受験者が乗り走行します。
前の受験者が、発着点に着けたところで、一度、車を降ります(この時も見られているので後方確認を忘れずに)。
試験官と前の受験者が、試験結果等を説明している間に、車の前後を確認
(何も無くても振りをしないといけない)。

前の受験者が降車後、試験官の指示で運転席に乗り込みます。
この時、急いで乗らず、路上に止めてあるという前提で車の右側に出る前に1回、ドアを開ける前に1回
後方確認してからすばやく乗りこみます。

車内で書類をチェック(本人確認:生年月日・名前)後、ルームミラー、シート、シートベルトを調整
(指差確認でいいが、出来れば実際に動かすといい)。

(あれッ?! なんか、合格への手解きみたいになってきたな。 まっ、いいかこのまま続けよう。)

エンジン始動:ハンドブレーキが掛かっていることを確認、ギアをニュートラルに入れキーを回す
(この時、吹かさない)。

発進は、右後方確認→右ウインカーを出す(3秒)→右後方確認→発進。

キープレフトを心掛けながら走行。 右左折時、ウインカーは3秒、または、30メートル以上手前で出す。
(もし、うっかり出し忘れた時は、ウインカーを出してから、1,2,3と声を出すといいらしい)

走行中の注意点は、手:ハンドルの持ち位置(10時10分)、左足:いつまでもクラッチに足を乗せたままにしない。
(慣れた人は、片手ハンドルをしがち。オートマ車が増えクラッチ操作が苦手になっているためか?)

坂道発進:ハンドブレーキを掛けてから5秒以内。
坂道の途中で停車し、ギアを1速に入れてからハンドブレーキを引く
(ギアを変える前にハンドブレーキを引くとその後の操作に時間的に余裕が無い為)。

コース走行が終了し、発着点に戻ると試験官から合否の発表とワンポイントアドバイスがある。
このワンポイントアドバイスを1つ1つ守って行けば必ず合格します。

また、この時点で合格でも、待合室に待っておくようにしか言われません。
これは、免許失効の期間の調査等があるためで、不備があると不合格にされてしまいます。

言い忘れていましたが、試験中でも減点超過(試験中止)になると、試験官の指示で最短のコースを通って、
発着点に戻らなければ行けません。

待っておくように言われたからといって、後方確認もせずいきなりドアを開けて車を降りるのは×。
まだ、試験官は見ています(最後まで気を抜かずに)。

不合格の時は、次回の受験の用紙が渡されます。それに収入印紙を貼って提出、予約を入れます。
普段は、週に2回くらいのペースですが、年末年始などは休みとなる為、その前後は週3,4回受験できます。
集中して試験を受けるのも合格への近道、この時期は狙い時です。

この話は、10年以上前のことで、今はもっと受験料が上がっているようです。

ちなみに調べてみましたが、仮免許試験が3,300円+1,150円(貸車料)、路上試験が2,400+1,050(貸車料)。
この他、仮免許交付手数料が、1,200円、本免許交付手数料が、1,750円。
最低では、10,850円で運転免許が取ることが可能です。

運転免許=教習所で取るもの、ではありません。資格を取るのに入学金や講習料は、もったいないです。
その分、車にお金を掛ける事もできるしね。ここを見る人は既に免許の持っている人が多いと思いますが、
万一、失効した時など、参考になれば嬉しく思います。
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[自動二輪限定解除]

普通免許取得後、試験官の勧めもあり自動二輪に挑戦する事にしました。
(これも、直接試験)

初めは、小型自動二輪。
ミッションの原付バイク(CB50)に乗っていたため、操作は慣れていましたが、
運転姿勢に苦労しました。

それまでは、自己流。 ブレーキ・クラッチレバーは2本指、膝・つま先は開いて乗っていました。
その為、姿勢で4回不合格。
しかし、合格した時には、4本指・ニーグリップが出来るようになっていました。

目標は、中型自動二輪。
小型二輪合格後、続けて受験しました。

自動二輪の免許は持っているので、限定条件変更(小型限定→中型限定)で限定解除試験。
いきなり中型二輪を受けるよりは安く済みます。

小型自動二輪との違いは、1本橋が5秒→7秒、スラロームの追加。
あと、だいぶ慣れたはずのニーグリップがタンクが大きくなったことによってやりにくいこと。
この中型二輪で、3回不合格。

目標達成で、これまでと思っていたところ試験官に呼び出され、「次は大型二輪だな。」
えっ!? 「無理ですよ!!。」 すると、「受けもしないで無理と決め付けるな!。」
と、すこし押され気味に挑戦することにしました。

たしかに、原付しか所有してなかった為、遊園地のゴーカートに行くような気分で、
試験を受けていたところもあったので、免許を取った今、もう乗れないのが寂しいところもあった。
上位の免許を受けることで、まだその気分が味わえるなら。。

大型自動二輪=限定解除。もともと合格率の低い試験(当時、合格率2%と言われていました)。

まずは、事前審査。 倒れているバイクを起こしてセンタースタンドを掛ける。
次に、バイクを8の字のラインをはみ出さないように押す。
20人位受けて1人が不合格(小柄な女性でバイクを起こせず)

これは、力でなくコツが必要。
バイクを抱え込み足を伸ばす感覚(腰を使うと痛めるし起こせない)。
ちなみにこの試験は無料。

いよいよ乗車試験。 気分的なものもあるが、デカイ!。
乗る前から、バイクを倒しているイメージが目に浮かぶ。
今までの二輪試験の手順を確認。 バイクを発進させるまでに4回後方確認。
バイクの左に立ちセンタースタンドを外す→後方を確認して跨る→エンジンを掛ける→
後方を確認して右足を着く(左足でギアを入れる為:右足を着く時は必ず後方確認)。
ギアを入れたらすぐ右足を上げ、左足で支える。
後方を確認して右ウインカーをだす。 3秒後、再度後方確認し発進。

コースは前半・後半に分かれていて、前半は中型二輪とほぼ同じ。
前半の違いは、一本橋が10秒になること。
前半コース終了後、そのまま後半コースに入る。後半コースは外周を回る高速コースと波状路。
(注:試験場によって違います。)
あと、メリハリが必要。加速・減速、倒しこみ等。

結果からいうと10回の不合格。
9回目の時、あと20メートルで合格というところで、波状路で脱輪。
この時、私より試験官のほうが残念がってた。
(合格にしようと書類を見ていて脱輪したところを見ていなかったらしい。)
「そこまで来て脱輪するな!!」 不合格になるわ怒られるわ、励ましてくれよぉ〜。

10回目は、一本橋で脱輪。

そして、11回目。
この時の受験者の多いこと。しかも服装が。。。
彼らは暴走族の団体サンだった。。。(族も免許取るんだ?!。。。半ば感心。)
運転を見ると結構うまく見える。。が、不合格者が多い。
全て運転姿勢(足がガバッと開いている。)

スラロームなんかは鮮やかさに目を見張る。。。
(まっすぐな道でも、いつもスラロームしているからかな?:あれは、この練習だったのか!?)
。。。まさかね?!。

その中で、既に身についたニーグリップで走行。多少ギクシャクしたものはあったが、完走。
族からの拍手が。。(なんと言っていいのやら。。とりあえず、おおきに。)

やっと合格。 しかし、もうこれでバイクに乗りに来れなくなった。

少し、気分屋の試験官さん。 お陰でバイクの楽しい思い出がいっぱい作ることが出来ました。

この自動二輪の試験代、限定解除するまで5万円ほど掛かりました


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[大型自動車第一種]

これは、未取得ですが、一度だけ受験しました。

自動二輪に引き続き、軽い気分で受験。
事前に調べていたが、ディーゼルエンジンの掛け方がよく解らなかった。
乗車までの手順は普通自動車の時と同じ。

乗る時に、運転席の下を確認。
あれっ!? ここにガソリンコックがあるはずだが。。。?
このダンプは、ガソリン車と同じなのかな?。
と、キーを回す。。。。。掛からない。

試験官が、「おまえ、大型車に乗ったことあるのか?」
「いいえ、今が初めてです。」。。。
「プロの免許をなめとんのか!?」。。。(すいません)
「ハンドルの横のコックを引け。」 見るとあった!こんなところに、待合室の説明とちゃうやん!
ここで本来は不合格で試験中止(試験官補助)。
しかし、一周だけ走らせてくれるという。(ラッキー)

エンジンも掛かったし、さあ発進!!とシフトレバーを1速に入れる。。。。。
んっ!?。。。なんだこの音は。。。。あっ! 1速の位置に「R(バック)」がある!!。

間違いに気づき(というより初めて知った。)1速に入れる。
すると、試験官が「後ろを見てみろ」。 見てみるが、何も無い。。。?
「荷物、積んどるか?」。 「いいえ。」
「大型車は普通は2速で発進するんだ!」。。。(そーだったのか!?)

2速に入れ発進。 いきなり、左後輪を縁せきに乗り上げるが、そのまま乗り切る。
2速から3速へ。。。。と思っていたが「こんな狭い試験場でトップで走るな!」
「2速からまっすぐ下ろしたので3速のはずですが、、、」
「おまえは、4速発進してたんだ!!」
「4速って! それだったら普通ノッキングして発進できないんでは?。」
「大型車のパワーをなめんなよ。」
またでた、なめんなよ が。。。。

このあと発着点に戻るもののアドバイスは、「練習してから来なさい。」。。。(当たり前か!?)

しかし、3日後に予約を入れる。 そして、教習所に電話。
「貸しコース、教官付きで大型の練習をしたいんですが、、、、。」
「はい、今からだと、2ヶ月後になりますが。」
「間に合わないので、いいです。ガチャッ!!」

私の大型自動車への挑戦は。。。終わった。
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