ポジションランプ追加

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女性A「ねえねえ、NA系のロードスターってカワイイし、キュート よね!」

女性B「そうね!あのライトが上がった時のオメメが何とも言えない わ!

女性A「でもね、一つだけ不満があるとすれば、ス モールランプ ね。
   ノーマルのスモールだと、小さいし暗いし、少し危ないと思わ ない?」

性B「そうなのよ。トンネルや夕暮れ時にスモール点灯のロドスタ とすれ違ったりするんだけど、
   他の車と比べて、明らかにライトが小さいから、少し分かり辛 いのよね。」

なんて会話が、会社の食堂なんかでよく聞かれます。

ウソです。

NA系のロドスタのスモールは、ウインカーと同じ位 置に配置してあ るせいか、明らかに小さいし暗いです。
「つつましやか」と言ってしまえばそれまでですが、何とかしたいと 思っているオーナーの方は意外と多いと思います。

有名どころの「SIBIE」のヘッドライトには「スモール(ポジ ションランプ)内蔵」のものもあったりするんですが、
これを知らずに他社のを買ってしまったおいちゃんは、「うわ、し まった。知らんかった。」と思いつつも
新しく買い換えるほど余裕はないんで、どうにかならないかといつも 思っていました。

そこに朗報をくれたのは、おなじロドスタクラブの「はやし君」で す。
彼の話しによると、「H4バルブに抱き合わせる形のポジションラン プが存在する」というのです。
しかもそれは、カー用品店で普通に売っているとのこと。
それはスバラシイ!まさに、いまのおいちゃんの苦悩を(というほど のものでは全然無い)解決するに相応しい打開策で す。

すでに実際につけている彼のロドスタを見ると、何の 違和感も無く外 見は普通。(あたりまえ)
でも、スモールのスイッチを入れると同時に、ライトがホップアップ し て

丸いオメメの中にキラリと光る
一つのトモシビが。

これはいける!!実に実用的!!神はおいちゃん を見捨ててはいなかった。

ということで、はやし号のまんまパクリですが、おいちゃんと同じ悩 みを持つ人のために
ここでその方法を紹介したいと思います。



きt

まず、有名どころのカー用品店で「例のモノ」を購入します。正式名 は「H4 ポ ジションランプキット」
・・・すごーく、そのまんまの名前でした。
おいちゃんは「オート○ックス」で買いました。普通 にH4バルブと かを置いてあるところにありました。
1個840円ナリ。色は白・黄・青で選べたと思います。
おいちゃんは「黄色」をチョイスです。

内容物

内容物はこんな感じ。
H4バルブに抱き合わせる台座金具と電球、既存のスモールの配線か ら電源を採るクランプ(?正式名知らん)
そしてH4バルブと抱き合わせるための、輪っか状の針がねバネ。こ の3つです。
電球から出ている2本の線は、ピンクが電源、黒がアースになってい ます。


早速、取り付け開始です。

ばらし1  ばらし2
まずはライトを上げてカバーを外します。手順なんか 紹介するまでも 無いんで、さっさと進みます。


H4
で、ヘッドライトを単体にしてH4バルブを取り出し ます。

H42
これにこんな風にしてポジションランプを抱き合わせ ます。2本の コードは上手い具合にH4バルブに
2つの穴があいてますから、ここに通しておきます。

H43 ばね 合体
バルブと仮に抱き合わせ て・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・輪っかになってるバネで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・抱き合わせてやって、はい完了。
で、合体の図です。1つあたり5分もあればできる作 業です。
これで説明書き上では完成な訳ですが、実はこのままではロドスタの ヘッドライトにはなぜかスムーズにはまりません。
でも、このこともはやし君から聞いていたので、慌てず騒がず干渉す る部分をニッパーでカットしてやります。

微加工 

金属の外側の部分ですね。こんな感じです。わかりますかね?


これでもまだキツイくらいですが、まあ良しとしてちょっと強引に組 み込みます。ブレたりしなきゃいいんです。
あとはヘッドライトをボディに組み込んでいきますが、完全に組んで しまう前に、
既存のスモールランプと連動させるために配線を接続してやります。

くみ くみ2 くみ3
コードをうまく出して・・・・・・・・・・・・・・リトラの下にたらしてやっ て・・・・・・・・・・・・既存のスモールランプの「赤い」 コードと接続

接続する配線の見つけ方は簡単です。既存のスモールの電球ソケット から出ている線の「赤いほう」と、

新設したポジションランプから出ているピンクの線を繋ぐだけです。 黒いアース線は適当にボディにアースしてやります。

あーす
おいちゃんはいい場所が見つけられなかったので、ラ ジエーターを固 定させているネジにつけてアースしてやりました。



さて、ここからもうひと工夫です。
ココまでの作業でもヘッドライトの中にポジションランプは光ること になりますが、
これだけではスモールを点ける度に、 手動でリトラクタブルのスイッチを ON・OFFしなくてはいけせん
それでは魅力も半減なので、スモール点灯と 同時にライトがアップす るようにさせます。
ま、これもはやし君や、その師匠の千田さんの二番煎じ・三番煎じな んですが。


こらむ 
白いのがカプラー

まずはハンドルコラムを外します。
そうすると右上部分に5本くらいの線が繋がった白いカプラーが見え ます。

確認
手前の白とその奥の白いコードを確認
そのカプラーをいったんはずして、「白青」の線と 「白黒」の線を確 認しておきます。


はりがね これを はりがね2 lこんな風に
ここで、ちょいと太目の針金を4cmほど用意してU字に曲げてやり ます。
コイツをさっき確認した「白青」「白黒」線の付け根 部分の金属部分 にちゃんと接触するように差し込んでやります。

ジャンパー
二つの白コードを跨ぐように針金を差し込む(二つを接続 してやる)
ようは針金をジャンパーとして使ってやるんですね。

で、ジャンプさせてやってからカプラ−を元の位置に 差し込みます。
たったこれだけでスモール点灯時に、自動的にライトがアップするこ とになります。


ほらね。




おめめ
「ウイン!」と開くよ。
撮影は昼間でしたが、それでもよくわかる新設ポジションランプ。
結構いいと思いませんか?



以上で今回の作業は終了です。
おいちゃん的には「電気系」の作業は苦手を極みとするところなの で、ちゃんとできるかどうか少し心配でしたが
モノさえ揃っていれば何の事は無い、楽勝で終わらせることが出来ま した。
作業は昼間に行いましたが、ポジションランプは日中でも分かるくら いに光っています。
これならトンネルや、夕暮れ時でもちゃんと車の存在をアピールして くれることでしょう。

2千円弱と作業時間1時間程度で、自分のロドスタに目に見える変化 が現れる今回の作業、
皆さんもいかがですか?



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