サイレンサーZ:参号機/ザ・ファイナル
さらば弐号機・・・
さて、一部の方にはなぜか妙にウケた「サイレンサーZ」ですが、その続編といきましょう。
そこそこの完成度を見せた「弐号機」ですが、完成後、しばらくは無事稼動していました。
が、運命の日は突然やってきました。
・・・まあ、「たぶんこうなるだろうなぁ」と予測はしていましたが、その対策もせずに
頭の隅で「いつまでもつかなぁ。そうなったらなったでネタになるしなぁ。」と、
ウェブマスターの鑑
のような思考回路で使用していたわけです。
で、とうとう、弐号機が突如使用不可に。原因は「使徒」に乗っ取られて暴走した、訳ではなく
まあ、はっきり言えば
「サイレンサーZ:弐号機を ロドスタで踏みつけた」
んですわ。
大笑い。
見事に踏まれた「弐号機」。笑。
アンビリカルケーブルで自動脱落するのは良いけれども、当然、脱落した「弐号機」は、
駐車場上に無防備に転がっている訳で。
そこに帰宅してきたロドスタが夜にバックで駐車する。
・・・これで踏まないほうがどうかしてますわな。
いやもう、どっちかって言うと、踏まずに一週間もったほうが奇跡ですね。
こう考えると、「零号機(軍手)」は踏んでもぜんぜん問題ナッシングだし、安いし、良い事尽くめですわ。
・・・元に戻すか?
いやいや、それでは「初号機」、「弐号機」が成仏できんでしょう!
(ま、今回の「参号機」作成までは「零号機」で対応していた訳ですが。)
ということで、(どういうこと?)「参号機」の作成に取り掛かるとしましょう。
とは言っても、基本形は「弐号機」でできてますから、今回は全体的にさらなるレベルアップを目的にします。
「弐号機」の性能は、一応証明されたものの、
BIFORE(サイレンサーなし)
「ぼうぅぅう〜ん!!!」が、
AFTER(弐号機装着後)
「ぼうぅぅう〜ん!!」
くらいにはなりましたが、カミさんからは「・・・まだうるさいよ。」と言われる始末で、部外
者からは
まだまだ納得できるレベルに達していないことが分かりました。
ということで、「参号機」はさらなる消音効果を求めてみましょう。
・
・
・
はい、単純に直列させてみることにました!
これがまたなんと、直列した長さが、マフラーの出口部分のストレート部分の長さとぴったりでして。
こういうのを見ると、どうにもこの缶ケースが、やっぱり「サイレンサーZ専用」で作られたとしか思えないのですが。
内部の基本構造は「弐号機」と一緒なので省きます。
ただし、一箇所だけ改良しました。排ガス出口にも「じょうご」でテーパーを
つけてやりました。
これによって排気抵抗も大きくなることが考えられるので、出口に留めるクリップも1つ追加。
あと、全体的なクオリティUPも目指して、各部品の連結をまさかの「リベット留め」。笑。
100円ショップの材料にあるまじき、「非常に奢った作り」となっていま
す。
・・・なんだかこの時点で、初号機作成時の「安く簡単に作る」という目的から外れてきていますね。
まあ、気にしないことにしましょう。
じゃーん。
で、完成です。
「参号機」ですが、ボディを黒くするとか、そういうことは今回はしません。(笑)
真ん中の赤いガムテで連結させてますが、これは弐号機に使ったものの余りです。
深い意味はありません。
早速装着して、エンジンを掛けてみましょう。
キュキュキュ・・・
「ぼうぅぅう〜ん!!」
おお!クリップがちゃんと効いていて飛んでいきません。
・・・ボテッと落ちただけです。
しかし、なんか寂しいような気がするのはおいちゃんだけでしょうか?>論点が違う。
それはともかく、再装着して効果ですが、
BIFORE(サイレンサーなし)
「ぼうぅぅう〜ん!!!」が、
AFTER(参号機装着後)
「ぼうぅぅ〜ん!!」
くらいにはなって、「弐号機」よりは消音されている感
じです。
直列の効果アリといった感じでしょうか。
カミさんにも「・・・うん、前よりは静かになったかな。」とか言われましたし。
・・・しかし微妙な評価ですなこれは。
おいちゃんの妄想では「へー!静かになったね!すごいじゃん!!」とか、
尊敬のまなざしを向けられるハズだったのですが・・・。(ま、そんなキャラじゃないですが。)
まるで「全米で第一週興行成績No1!」とウワサの映画を、ワクワクしながら見に
行ったけど、
そんなに大して大騒ぎするほどでもなかった。・・・くらいです。>すごい例えだ。
まあもともと、完全に消音できるとは思っていませんでしたが、もうちっと効果があったら嬉しかったなーとか。
しかし、こんなんで消音できたら各自動車メーカーも苦労せんわな、とか思ってみたり。
ま、こんなもんでしょうかね。
しかし、今から考えれば「零号機」と同じくらいの消音効果のような気がしてきました。
これはもしかして、
「零号機」≧「参号機」>「弐号機」>「初号機」
という、今までの試行錯誤を一気に覆す衝撃的な結論か?
・・・悲しすぎるので、暫くは三号機を使おうと思います・・・。
さて、この「サイレンサーZ」の大きな魅力(?)のひとつである「自動脱落」。
アンビリカルケーブルを使うことで脱落はするけれど、このままだとまた「破損→作成」の
繰返しです。
人類の歴史は「破壊と創造の繰返し」ですが、だからと言って、たかだか
「サイレンサーZ」ごときに
延々と時間を奪われるのも人間としてどうかと思います。
ということで、現在思いつく対策は、
1・アンビリカルケーブルをバネか何かにして、マフラーから脱落したら、アンカー部分に戻ってくるようにする。
2・自動脱落を止める。
くらいしかありません。
ただ、1はバネが伸びて収縮するほどのテンションが出来るとは思えません。
やっぱり「自動脱落」は諦めるしかないのか・・・。
とりあえず、暖機後は手動で取り外すことにしましょう。(一番安易な方法
だ!)
暖機中は家の中にいますから、ロドスタに乗り込むときに外せばいいことですからね。
とは言っても、「自動脱落」も捨てがたいので、なにか良いアイディアがあれば教えてください。
一応、これで「サイレンサーZ」は終了ですね。たぶん。笑。