LAPHROAIG
対象:ラフロイグ10年
値段(参考)2,980円(H15.6月現在)
産地:アイラ島(アイラモルト)
ゲール語で「広い入り江の美しいくぼ地」の意味。
熟成にはバーボンの樽を使う。
@ ストレート
この香を知らない人がいきなり鼻から吸い込むと、咳き込んでしまうほどのピート香。スモーキー。消毒液。ほのかに蜂蜜の香り。どこかシリアル系の香り
も。色はゴールドに近い。口当たりは滑らか。オイリー。味はドライ。飲み込んだあとに舌にピリピリくる辛さ。塩っぽい。喉越しはパワフル。
Aトワイスアップ
ピート香が驚くほど薄れ、飲みやすい感じに。やわらかいほのかな甘味が舌の上で広がる。飲み込んだ後には舌の奥に心地よい余韻が残る。
Bラッパのみ
飲む前の香りがない分、一気に口の中に含んでしまう。スモーキーさが先に立つ。暫らくすると舌がピリピリしてくる。飲み込んだ後に、鼻から息を吐き出す
と、塩っぽさや消毒液な感じが一気にくる。強烈。
ストレートよりは飲みやすいかも。
<総評>
個性が強いと言われている「アイラモルト」の中でも、さらに個性が強い部類に入るこのお酒。まったくの初心者や香りのきついお酒がダメな人には、ちょっと
向いていないかもしれない。しかし、その逆もあってこの香りと味わいがたまらなくなってしまうこともしばしばあるようだ。
アイラモルトの特徴である「ピート香」が強いため、この香りになじめない人は、好きになれないだろうが受け入れられる人には「ハマる」酒となりそう。
チャールズ皇太子の愛飲の酒でもある。
テイスティングイメージ
「朝霧がかかった田舎の港で、老人が一人、漁の準備をしている風景」が頭に浮かぶ・・・ような気がする・・・。
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