第一章 マングース時代 〜青春の日々編〜
むか〜し、むかし 静岡県浜松市都田町にマングースというバンドがおったそうな。
そのバンドは、ビートルズを中心に有名な洋楽のコピーをしておって、それはもう楽しいバンドじゃったそうな。
そのマングースの中に何を思ったかオリジナルもやってみたいというあきさんと兄さんがおって、2人と無口で正確なドラマー君(リズムマシーン)で練習スタジオに行き、地道にセッションしておったんじゃよ。
当時の会話
兄さん 「あきさん、今日ジャムるけぇ?」
あきさん 「いいっすねぇ!」
※兄さんの「けぇ?」は静岡県浜松市近辺の方言(遠州弁)です。
例 「これ、食べるけぇ?」 「明日、○○に行くけぇ?」など
そんなこともあり、マングースはいつの間にか活動休止状態になってしもうたんじゃよ。
第二章 バンド誕生 〜舞い降りた歌姫編〜
時は経ち、バンドをやりたいという気持ちを心の奥底に秘めていたあきさんと、兄さんのもとへ一人の歌姫が舞い降りたのじゃ。
よしのさんじゃ〜〜〜!
当時の会話
よしのさん 「あきさん、バンドやってたんだって?一緒にやらない?」
あきさん 「いいねぇ!」
※よしのさんもバンドをやってみたかったらしく意気投合。
そういえば、このころから主導権は握られておったのう。
ところが、よしのさんには音楽友達がたくさんおって、あっという間にメンバーがそろったんじゃよ。
すがちゃん、ベニー、たかちゃん、もりちゃんが集まってバンドの誕生じゃ〜〜〜!
第三章 バンド名の謎 〜○○復活編〜
「バンド名を決めよう」ということで、メンバーが話し合ったんじゃがなかなか決まらない。
当時のポップシーンといえば、
アーティスト名を略す呼び方、短縮形(ドリカム、ミスチル、キムタクなど)と、頭文字系(ELT、TMR、TRFなど)が流行っておった。
「これは便乗するしかない!」という安易な考えで、バンド名を考えたんじゃ。
意外とそんなもんよ。
そんなわけでバンド名は
MMR〜都田・マングース・復活(リターンズ)〜になったんじゃ。
その後、残念ながら兄さんは惜しまれつつ引退。あいちゃんが加わり現在にいたるというわけなんじゃ。
完