つれづれなるままに,来し方行く末の自然とのたわむれ、社会との交わりを月毎の俳句集にまとめています。
先ずは、ご笑覧いただき、ご意見、ご感想など、お聞かせ頂ければ、光栄です!

3月(鎌倉、江ノ島特集)

H22.3.13(土)晴れ

写真 俳句、(短歌) 詞書
鎌倉の
     えみ
 菩薩の微笑か

  白もくれん 天をさして咲く姿が何とも清純!
猫やなぎ
 銀の真綿に
  黄金華

  鎌倉古寺に
  故郷想ふ  ふと、故郷の川やなぎを連想。但し花の記憶は定かならず
春の海

 砂とたわむる

   波ばかり 未だ風は冷たく、人は疎ら。寄せて返す波に見とれて!
サーファーも

うねりうねりの

    春の海 春の海ひねもすのたりのたりかな(蕪村)ーーの心境
  ゆや
春夕焼け

 江ノ島はるか

   染まりけり 以下2句江ノ島の春夕焼け
  ゆや
春夕焼け

 孤舟の海を

   包みをり 同上
花やなぎ
 ふっくら綿に
   包まれて
  
   春立つ風に
    穂を輝かし
猫柳の花穂に見とれて!

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