つれづれなるままに,来し方行く末の自然とのたわむれ、社会との交わりを月毎の俳句集にまとめています。
先ずは、ご笑覧いただき、ご意見、ご感想など、お聞かせ頂ければ、光栄です!

蜂城山/茶臼山・坪山・新倉山登山特集(5月)

                                             蜂城山、茶臼山       H22.4.07

                                                          坪山            H22.4.20

                                                         新倉山           H22.5.04    

写真 俳句、(短歌) 詞書

蜂城山/茶臼山

天空に

  光の懸け橋

    桃源郷 雲の合間から、光が地にそそぐ。桃畑を目指してーーー。
曇れども

  桃源郷の

  うす光り 桃源郷に淡い光がーーー?
山下り
 畑縫いつつ
  見渡せば

  桃の絨毯
   甲府盆地 甲府盆地はこの時季、桃畑が絨毯のように点在。
平らかや

   桃色染まる

   甲斐の春 同上
一木に

 源平相和す

   桃の在り 源平合い和し平和な世界を!!

坪山

岩団扇
 日陰躑躅の
   群棲地

   岩坂急登
  坪山山頂 イワウチワの群棲地を見ながら急登。
約40分で、坪山山頂へ
やや薄黄

ヒカゲツツジの

     淑やかさ 何とも柔らかい黄色!
一服す

 日陰躑躅の

   憩いの間 淡い黄色は憩いの場!
岩坂に

寄り添い咲けり

   イワウチワ この種の高山植物は、条件の厳しい岩場に咲くものらしい!
イワウチワ

 撮る登山者の

   目に歓喜 登山者は、競い撮る。花は知らず!
イワウチワ
  仰ぎ見るかに
     花擡げ

 微笑返す
 その可憐さよ イワウチワと登山者の心の通信。

新倉山

思い切り

 裾伸ばしをり

    霞み富士 登り口の浅間神社からの富士山の眺望が三国一の由。
地に根張り

  天に霞めり

    皐月富士 同上
滝しぶき

 弾ける若葉

   風わたる 滝しぶきとみどり葉のハーモニー。


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