つれづれなるままに,来し方行く末の自然とのたわむれ、社会との交わりを月毎の俳句集にまとめています。
先ずは、ご笑覧いただき、ご意見、ご感想など、お聞かせ頂ければ、光栄です!

6月(町田市薬師池公園にて)

                                         H22.6.4 

写真 俳句、(短歌) 詞書
地に注ぐ
  慈母観音の
  眼差しや

 大山蓮華
  俯きて在り 大山蓮華は盛りを過ぎていたが、2,3輪残っていた。
慈母観音のお慈しみか?
むらさき背に
 
 いよいよ白き
   
   菖蒲かな 紫を得て白が際立つ。菊の襲の妙!
からたねの
 寺院を偲ぶ
  おがたまの

  小粒の花に
 香り籠りて 「からたねおがたま」の木は、こんもり丸き樹形で、唐の寺院を思わせる。この木は、小粒ながら多数の花をつけ、辺りによい香りを放っていた。
泥水に

 あさざの清き

    黄花咲く 泥田の蓮に同じ。

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