つれづれなるままに,来し方行く末の自然とのたわむれ、社会との交わりを月毎の写真俳句短歌集にまとめています。
先ずは、ご笑覧いただき、ご意見、ご感想など、お聞かせ頂ければ、光栄です!

H30年3月の写真俳句短歌集

今月は、SNM花と樹の会の観察会(3/23日)で訪れた
相模原市緑区にある”城山・かたくりの里”特集です。

かたくりに しょうじょうばかま すはまそう 
          あずまいちげに おおいわうちわ

(上の歌に対応しています)

尚、4/5西多摩郡瑞穂町の民家の庭先で黄色のかたくりを発見。以下に追記。
(かたくりは薄紫、白及び黄色の3色あり)

俳句・短歌 写真 詞書他
狭き門
 入ればかたくり
   咲きみだれ

 そぞろ歩きに
      時ぞ忘るる
入り口は狭いが、中は広く、かたくりの群生の他に色々な野草が咲き競っていた。
かたくりの

 群れ広がりて

     人遠し
かたくりの里は、小高い傾斜地を利用してゆったり造られている
 鄙の人
 守り育てし
  かたかごの
    かが
 群れて耀よふ
   むらさきの波  
ここまで育てた地元の人の苦労を思う
かたかごや

  珠のなみだの

      似合う女
その通りですね。
 かたくりの
   開き加減や
   閉じ加減

 日陰も眩し
    うつむき加減
かたくりは群生しても、一本一本、自由に咲いている。
かたくりの

   ひと茎一花

    淑女なり 
かたくりは、”二夫にまみえず”
あれも良し
  これも又良し
  かたくりの

  容姿端麗
     里めぐる度
園をめぐる度、新たな発見がある!!

すはま草やしょうじょうばかま等にも新鮮な驚き!
かたくりの
  里に群れ咲く
    花々や

  大地の恵み
    共に浴びつつ
里の小高い奥には、梅、三椏、玄海躑躅、桜等も植えられており、暖春を満喫させて頂いた。
(その他)
 春分に

 遅雪見舞ふと

   誰か知る
今年も異常気象?

東京の桜が開花した直後、3/21の春分の日に遅雪とは?
咲かんとす

  勢い止まず

     三月尽
その後又初夏を思わせるような暑い日が続き、桜、桃、木瓜等百花繚乱!


HPに戻る