つれづれなるままに,来し方行く末の自然とのたわむれ、社会との交わりを月毎の写真俳句短歌集にまとめています。
先ずは、ご笑覧いただき、ご意見、ご感想など、お聞かせ頂ければ、光栄です!

H31年 3/4月の写真俳句短歌集


俳句・短歌 写真 詞書他
入院で

  知らるる絆

      春隣
3月11日(月)午後8時頃、軽い脳梗塞を発症。
その夜入院、加療。19日(火)退院。

幸い発見が早く、後遺症無く回復。
家族の絆を再確認。

入院の翌朝から退院の朝まで病窓から黄色い力に励まされた。

退院の朝の空。

退院の日、近くの相模原北公園をそぞろ歩く。
梅はほぼ終わり、残りの一輪が迎えてくれた。
退院や

 桜変わらず

    泰然と
町田、高ヶ坂の松村邸の枝垂れ桜。
昨年と変わらず、泰然と待っていてくれた。

宿河原用水畔の桜並木。

我が体調六分の回復。リハビリを兼ねて探訪。
桜も六分。

宿河原用水は、徳川家康の命により開削された二ヵ領用水の一部。400年の歴史を持つ。

稲作に始まり、梨畑となり、今は宅地化が進む。
通院の
 心和ます
  さくら道

   真青なる空
   令花の舞て
相模原市役所通りの桜並木。
新元号”令和”を詠み込む。
目黒川

   令和の桜

   花火かな
有名な目黒川畔の夜桜。

近くの境川沿いの桜。

我が故郷福井市の足羽川の土手、足羽山の桜を思い出す。

町田市街の路上に菫のこぼれ咲き!
座間神社
 ヤマトタケルも
      微笑むや

 千人雛に
   祀り囃され
座間神社は6世紀中頃の創建。日本武尊を祀る由緒ある神社。
最近、参詣用の石段に雛人形を飾る千人雛が有名に!
いにしえを

  障子と語る

    吊るし雛
境内には由緒ある吊るし雛も!!
楊貴妃の

 名を捧げたし

      玉椿
上野公園内、五条天神社で見つけた紅一点の椿
月の松

 江戸の名残の

     春映す
上野公園内、清水観音堂の月の松。

江戸時代の浮世絵師歌川広重の「名所江戸百景」にも描かれている。
桜散る

 苦い記憶も

    半世紀
清水観音堂の桜形絵馬。

咲くも人生、散るも人生。七転び八起き。
人生半世紀×2の時代。


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