つれづれなるままに,来し方行く末の自然とのたわむれ、社会との交わりを月毎の写真俳句短歌集にまとめています。
先ずは、ご笑覧いただき、ご意見、ご感想など、お聞かせ頂ければ、光栄です!

令和元年 8月の写真俳句短歌集


三女の義母の一周忌特集
(8/31,八王子高楽寺、鶯啼庵にて)

俳句・短歌 写真 詞書他
一周忌

  笑ひの供養

      夏ざしき
高楽寺で一周忌法要の後、鶯啼庵にて、お斎。
亡き人の

  面影奥に

    八月尽
鶯啼庵の廊下の飾り窓から見える障子に何やら面影がーーーー。
ワビサビを

  壁に映すや

    秋の花
コスモス、吾亦紅の花が寂しげに、かつ何か趣ありげでーーー。
涼風や

  遺影のひとと

   ほほ笑みぬ
宴席は直ぐ庭に面し、涼風が見える!
秋の暮

 小舟に寄する

     池の鯉
一家団欒!
身も知らぬ
  三途の川の
    小舟かな

  妻の呼ぶ声
   娑婆に戻りぬ

我が311の軽い脳梗塞体験を思い出す
夏過ぎて

 秋立つ今朝も

     百日紅
今年は7月の長雨が響き、開花が遅れた分今なお健在。
親日の

  白地に赤の

    木槿かな
木槿は韓国の国花。多色ある中白地に赤の日の丸型も。
白妙の
 地に降る星や
     烏瓜

  今や昔か
    蛍雪の灯
近くの某マンションの植え込みに毎年烏瓜の花が咲く。
メルヘンの

 白き小人や

     烏瓜
いつ見てもおとぎの国に誘われる!
夏富士や

  周りは秋の

     雲の峰
長女の沖縄行きの飛行機から。
雪のない富士と白の群雲の対比。


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