つれづれなるままに,来し方行く末の自然とのたわむれ、社会との交わりを月毎の俳句集にまとめています。
先ずは、ご笑覧いただき、ご意見、ご感想など、お聞かせ頂ければ、光栄です!

10月の写真俳句短歌集

(山中湖、高指山特集)

                                                     H24.12.5 

俳句・短歌 写真 詞書他
風なぎて

 冠雪緩まむ

   日和かな 風なく暖かい陽気に富士の雪も溶けそう!
冠雪の

 拡がり湖畔

  統べる富士 雪を帯びると富士山は一気に貫禄が付く?
富士悠々

 湖上人無し

   枯れ紅葉 紅葉の最盛期が過ぎるに従い、湖畔の人影は漸減。
湖上遥か

  座禅姿や

    小春富士 富士の裾野がどっしりしていて、恰も座禅姿にも見える。
富士生みし

   湖に戯る

   親子かな 富士と五湖は親子。親子の姿が共鳴。
雪の富士
 南アルプス
   従へて

  山中湖なむ
    大鯨なれ
   山中湖は上空から見ると鯨形の由。
それも、富士山と南アルプスを従えているので大鯨?
真青なり

 富士に白神

   冬の入り 山中諏訪神社から富士を見る。
御神体は富士の白神?
枯れすすき
    いのち
 新たな生命

    宿しをり 枯れすすきの穂先が冬日に光っていた。
短日や

 湖面の富士に

    あかね波 一日の登山を終え、入浴を済ませ、改めて夕暮れの富士を堪能。
茜雲があかね波にーーー。
今日一日の晴天と無事を感謝、感謝。



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