つれづれなるままに,来し方行く末の自然とのたわむれ、社会との交わりを月毎の俳句集にまとめています。
先ずは、ご笑覧いただき、ご意見、ご感想など、お聞かせ頂ければ、光栄です!

11月の写真俳句短歌集
浅間隠山登山特集)

           実施日: H25.11.05 

                                概要:  浅間山の北東に位置する標高1757mの独立峰。
                                    浅間山、荒船山、妙義山等360度の展望あり。


俳句・短歌 写真 詞書他
秋晴れに

  心かろきや

     関越路
6時半町田出発。一路関越路。
高崎JCTで降り、国道406号に。
朝の日に

 黙して待てり

    山紅葉 浅間隠山の麓はきれいに紅葉。静かに我らを待っていてくれた。
このたびは
  唐松黄葉に
    迎へらる

 登山日和や
   穏やかな秋 10時過ぎ浅間隠山登山口に到着。
前回の真冬の(?)那須岳と違って、今回は小春日和。
唐松の

 黄葉見つつ

   踏む落ち葉 唐松の黄葉に感動しつつ、唐松の枯れ落ち葉踏む。
黄葉に

  白際立てり

   岳かんば 唐松の黄葉林の中、岳かんばの白が映える。
唐松の
 林を抜けて
    唐松の

  もみじ遥か
  小春日を行く 唐松の 先に唐松 もみじ道
山頂に
 切れ込む谷を
    見下ろせば

 紅葉艶増し
 かつ枯れそむる 生命流転。輪廻転生。
山頂を

  隠す浅間の

     秋の貌 浅間隠山の山頂から浅間山を望む。
枝ぶりも

  実の付く様も

     ずみの秋 無法ずみの一生!自然体。
夕映への

 二度上峠に

    照り黄葉 二度上峠は浅間隠山から北軽井沢側へ下る峠。ここからの黄葉は絶景!
つづらおれ
九十九折

 行く手阻むや

      滝紅葉 九十九折の坂を下る車中から一瞬の景!
関越路

テールランプに

    暮れる秋 晴天に感謝しつつ、旅の終わり。



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