つれづれなるままに,来し方行く末の自然とのたわむれ、社会との交わりを月毎の俳句集にまとめています。
先ずは、ご笑覧いただき、ご意見、ご感想など、お聞かせ頂ければ、光栄です!

12月の写真俳句短歌集

俳句・短歌 写真 詞書他
残菊の

 山それぞれに

    花の時 散歩道に、丹精込めた いわゆる「ざる菊」が咲いていた。花期をぴったり揃えるのは難しそう?
大雄山

 有難きかな

    紅葉晴れ 大雄山最乗寺は、神奈川県西部足柄峠近くにある曹洞宗のお寺。紅葉の名所。当日は、稀にみる好天。
うす雪の
 富士の裾野を
    渡る風

  すすき靡かせ
   紅葉を深む 世界遺産に登録された富士山の相変わらずの威容を眺めつつ、晩秋を愉しむ。
軒下に

 柿かがやきて

     冬支度 山村の晩秋の風物詩。
青空に

  桜紅葉の

    痛ましき 桜咲き、葉桜、、青葉、桜紅葉そして枯れ落ち葉となり、裸木に!
真青なる

 空焼き尽きて

     冬夕焼 冬は、束の間の夕焼け。空が澄んでいるだけに真っ赤に燃える。
病院の

  残りの紅葉

   冬に立つ 寒さに耐えて、雄々しき紅葉に乾杯!
葉は落ちて

  熟柿や渋く

    空を染む 熟柿の渋い柿色も晩秋の空にふさわしい?
華のなき

  庭につわぶき

       黄一点 この季節になると花は少なく、つわぶきが中心に?。
水仙の

   三姉妹咲き

    孫つぼみ 我が家の三姉妹と長女の孫に見立ててーーー。
大銀杏

   泰然自若

    風のまま 強風にもびくともしない大銀杏。葉っぱは風のまにまに落ちてゆく。
自然の摂理のままーーー。
シャリシャリと

    霜柱踏み

    鍬を打つ しばれる朝。霜柱を踏んで冬耕。!

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