つれづれなるままに,来し方行く末の自然とのたわむれ、社会との交わりを月毎の俳句集にまとめています。
先ずは、ご笑覧いただき、ご意見、ご感想など、お聞かせ頂ければ、光栄です!

1月の写真俳句短歌集

                                                     H25.1.22 

俳句・短歌 写真 詞書他
法隆の

 影を抱きて

     初詣 服喪の年明け。3日の宵に詣ず。
「法隆」は亡き弟の法名。
初御空

 声なき声の

   祈りかな 境川対岸から町田市役所新庁舎を望む。なんとなく新年の祈りが聞こえる気がする。
山茶花や
  こぞ
 去年今年と

  咲きにけり 厳冬から新春に次々咲き続ける山茶花の生命力に脱帽!
濃き影の

 動かざるかな

     鴨の夢 陽だまりの鴨の一睡の夢。平和が続かんことを祈って!
境川

 枯れ穂に溢る

   ちからかな 去年は、長雨、日照り、猛暑、厳寒と自然の怒り(?)に曝されたが、枯れ芒には再生の力が溢れている。
濡れ羽色
     つが
  競ふか番い

     寒鴉 餌を求めて今日も矍鑠(かくしゃく)たる鴉の濡れ羽色が冴える!
雪国も
 かくやとばかり
   降りにけり

 人絶へ音なし
   雪の相模野 14日昼頃から夜に掛けて大粒の牡丹雪が降り続き、市街地でも10センチを越える大雪。交通機関はマヒ状態。
雪の畑
 
 春のうねりの

   日差しかな 翌(15日)朝には新春の日差しが戻り、葱苗も元気に育っているようーーー。



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