つれづれなるままに,来し方行く末の自然とのたわむれ、社会との交わりを月毎の俳句集にまとめています。
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7月の写真俳句短歌集
京都大谷廟、南禅寺特集)

                                                     H25.8.6 


 昨年10月に亡くなった実弟の分骨のため、8月1日(木)京都東山五条の大谷廟を訪れ、納骨供養後、近親者集い、南禅寺に参詣した。朝の雨模様も納骨の終わった頃から止み、南禅寺では、快晴。亡き弟も浄土で喜んでいてくれるものと確信します。


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南禅寺三門 南禅院庭園

写真俳句短歌集

俳句・短歌 写真 詞書他
大谷本廟
納骨日

  京大谷も

  もどり梅雨 もどり梅雨の中、しめやかに分骨手続き。
父母も眠る
  大谷廟に
    分骨す

  読経供養に
   雲霧晴れて
  大谷廟に分骨を終え明著堂の献花台に花を納める。
南禅寺
三門を

  潜るや暑き

    蝉しぐれ 午後の南禅寺では、夏日の強い日差しが蝉しぐれを呼ぶ。
亡き人の
 供養の集い
    南禅寺

 夏日燦々
 蝉しぐれ呼ぶ 同上
納骨日

  浄土も蓮の

   咲く日かな 水蓮の花添えて。
蝉しぐれ

 楼上までは

   届かざり 南禅寺三門に上る。自ずから結界あり。
南禅寺
 三門に立ち
  みはるかす

   西方かなた
    浄土を信ず
三門から西方浄土を信じて。
納骨を

  終えて心に

     夏の風 夏風が涼しく流れる。


南禅寺境内にある「水路閣」について


(南禅寺の案内板から)
 水路閣

  明治は近く

   ありにけり


     不滅の思い

    アーチに籠る 


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