既に葉桜になっている樹もありましたが、城址正門横の
「ヒカンザクラ」は、まさに満開の艶姿!


本州の方にしてみると「梅」の花に似ているようです。し
かし、この花色が沖縄人にとっての桜。 この花が散る
頃には、沖縄は春(あるいは夏?)の陽射しが再び戻っ
てきます。

フクギ「福木」。 葉の形が「大判」を思わせる丸み
を帯びているので
縁起の良い植物として愛でられる
とともに、潮風に強いので防風林としても植えられま
す。しかし、こんなに大木になっているのを見るのは
ここが初めてでした。通常見るのは高くて5m程です
が、ここのフクギは優に10mを超えていました。夏で
も涼しげな風が吹き抜けそうです。

備瀬のフクギ並木、今帰仁城址ともに「海洋博記念公園」を通り過ぎます。フクギ並木は「美ら海水族館」を過ぎて 100mほどを左折。 今帰仁城址はさらに3kmほど北上するでしょうか。 いずれも適所に大きな案内標識が設置されているので迷うことはありません。 ただし1つ御注意。 備瀬のフクギ並木は観光客用に整備されているとは言え、普通の住宅の中に植栽されているので撮影などは住んでいる方の御迷惑にならないように。 今帰仁城址は入場料 400円。 その入場料で「今帰仁歴史文化センター」も観る事ができます。世界遺産巡りが好きな方にとっては穴場的な名所かもしれません。 できれば1月下旬の「ヒカンザクラ」が満開の頃に訪れるのがベストです。

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