「次こそは・・・」
これから掲載する画像は、「認定審査」及び「鉢物審査(奨励賞)」の最終選考まで残ったものの惜しくも入賞を逃した株です。何故それがわかるのかと言うと、それぞれの鉢に最終選考用に審査員が取り付けた番号札があるからです。今回は入賞できなかったもののいずれ劣らぬ良花ばかり。 出品された皆様、次こそは入賞できる筈です。頑張ってください。
label1
Paph. Biwa Snow White
(Green Festival x Knight's Niveum)
2006年 堤氏の登録
滋賀県の「らんの家 TSUTSUMI」さんが作出した品
種で間違い無いでしょう。 もちろん肉眼で拝見する
のは初めてです。向かって左側のペタル上部の傷
が本当に残念。
label2
Paph. gratrixianum 'Pochi'
こちらも肉眼で拝見するのは初めての原種。
うまく表現できませんが、凛とした気品を感じ
ます。
label5
Lc. U/R
(C. Horace 'Maxima' x Lc. Elissa 'Crimson
Queen')
蘭展に対してあまり苦言は呈したくないのです
が、 入賞クラスの株なのに置いている場所が
あまりにも遠い。 こういう株こそ、その良さを理
解していただけるよう間近な場所に置いて欲し
いものです。
label3
L. Santa Barbara Sunset 'Showtime'
(anceps x Ancibarina)
長いステムと花のバランス、そして言葉で表現出来
ない微妙な花色が見事ですね。
label4
Ascda. Somsri Gold
(Nopporn Gold x Rasri Gold)
実際はもっと鮮やかな黄色です。
label6
V. coerulea 'Ocean Bell'
非常に繊細な花色が印象的でした。本州でも
栽培が難しいと聞いています。次こそは・・・。
以上、今回の蘭展では惜しくも入賞を果たせなかった
品種を御紹介させていただきました。もちろん、入賞す
ることが蘭栽培の全てではありませんが、それが1つ
の励みになるのも事実。 次こそは頑張ってください。