シュレック 監督/アンドリュー・アダムソン、ヴィッキー・ジェンソン
2006. 4. 21
基本的に私はテレビなり予告編なり、その映画に関しての情報をある程度得てから
DVD を購入するのですが、この映画はそういう事を全くせずに購入した数少ない中の1つ。 しかも「アニメ」というと私の場合、宮崎駿=日本のアニメであってディズニーなどの外国アニメはほとんどというか全く見ません。 そういう場合のきっかけはやはりアカデミー賞。 対抗馬の「モンスターズ・インク」を抑えてその年に初めて設けられた「長編アニメ賞」を受賞した事、その時の映画紹介だけで映像のリアルさとストーリーに惹きつけられて
DVD を購入しました。
アメリカのアニメは本当に表情や動作がリアルですね。 今や世界に名を馳せる日本アニメですが、この映画の登場キャラクターは、キャラクターと言うよりも「人物」と言いたくなるほどに1つ1つの表情が人間的。 アメリカの特撮技術はやはり凄いなぁと感じさせる映像です。
ストーリーは「基本的には」白雪姫です。基本的と書いたのには訳があって、この映画の中には数多くのディズニーアニメがパロディとして出てくるからです。何でもこの映画の監督はディズニー会社と喧嘩別れして独立したのだとか。 だからディズニーアニメのヒーロー、ヒロインを悪役、あるいはいじられ役として登場させて皮肉っています。ディズニーアニメに詳しい方にとってはこの映画の楽しさが一層増すのでは? もちろんディズニーアニメに精通していなくても、とにかく映像の素晴らしさだけで一見の価値あり。 私にとって頭に思い浮かぶのは、ストーリーと言うよりも主役のシュレックとロバのドンキーが一面のひまわり畑を歩いていくシーンでしょうか。 ほんと、1つ1つの葉の「揺らぎ」がアニメとは信じられないほどです。そして、やはりこの
DVD も「音声解説」で製作の裏話を同時進行で聴く事ができて非常に面白い。 思わず続編も購入してしまいました。その話は後日という事で。
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