「扉の向こうの青い空」第3章終了に寄せて
第64話にて、「扉の向こうの青い空」第3章を終了させていただきました。
そして、これが「扉の向こうの青い空」本編の完となります。
皆さま、長々とお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。
ここまで、続けてこれたのも皆さまがチヒロと月子を応援し続けてくれたからです!
最後のシーンは色々と迷いました。
感動的な表現を使い、じわりと感動してもらって「完」って言うのも良いかもとも思いました。
けれど、「完」なんだけど「完」じゃない。二人はこれからもずっと続いていくのだから。
ちょっぴり強くなったチヒロと何となくチヒロには弱いハボック…って感じの二人で終わるのも良いかなと思い
あんな感じの最後となりました。
本編として月子が考えていたのは、チヒロが異世界へトリップしていまい。
あちらの世界の人たちに囲まれて、何とか新しい生活を始めるところから。
ハボックを意識して、自分へのコンプレックスと戦いながらゆっくりと成長して行き。
恋人同士となったものの、色々ありながらコンプレックスを克服していく…。
といったプロセスでした。
1章〜3章で、おおむね課題はクリアできたかな…と思っております。
さて、ハボの今後が皆さま気になるところかと思います。
原作でどうなるかはこの際置いておいて、「青い空」のハボは
チヒロに支えてもらいつつ、リハビリをし(おおっぴらに言えないような治療法も試しつつ)
何とかオートメイルを付けられるようになります。
で、チヒロの提案で「何でも屋(所謂探偵みたいなもの)」のような仕事を始めます。
そこで培った情報網や軍とは又違う捜査方法などを見込まれて(と言う形をとって)軍に復帰します。
一種のヘッドハンティングのような形を取ったため、階級も少し上がります。
そんなこんなで、ファンの願望を思いっきり取り込んだ形です。
一応「完」と言う印を付けはしましたが、今後もポツリポツリと顔を出すことになりそうです。
何しろ、今終わってしまっては。チヒロはまだ何にも出来てないと思ったままの「完」となってしまいます。
いままでとは、少しずつ変わっていく二人になるかも知れませんが。
これからも、チヒロとハボックを応援して下さい。
どうぞよろしくお願いします。
尚、感想や苦言がありましたら日記&掲示板の方へどうぞ。
(06、07、04、:月子)