トライアスロン用義足 「トライ君」



膝下の部分は、フレックスフット「モジュラーV」。大腿部は、写真はアルミパイプですが
これ以後は、ショックアブソーバーの機能が付いた
フレックスの「アイコン」に変更しました。
私の場合は、断端が短く吸着式の義足が履けませんので吊り下げ式になります。
吊り下げベルトは、伸縮性のあるゴムのような素材でマジックテープで固定していました。

「トライ君」は、膝折れを起こさないように膝の関節はなく、棒足です。日常生活には使えない、
走るためだけの義足でした。

この義足を使っても、5km走ると断端が裂けて限界が見えたので、それ以上は無理と判断して
ロフストランドクラッチで走る事にしましたが、大腿切断でも断端が長く、義足で走れる人は
義足で走った方が体力的には楽です。

状況は個人差がありますので、自分に合った走り方を見つけたらいいと思います。無理だと
諦める前に、まず色々と試してみることですね。