ROAD TO TRIATHLON Episode4 higashikawa  


大変お待たせしておりました。大雪山トライアスロンinひがしかわ大会のリポートです。


今回、最初に悩んだのが自転車の輸送でした。今までは車に積んで行ける大会でしたが、北海道はさすがに
車で行くのには無理があります。バイク輸送用ハードケースの購入も考えましたが、そう何回も遠距離に行くこと
もないと思い、今回はレンタルをしました。費用も一週間の日程で8000円程度なので手頃かな。
今後、石垣島や宮古島の大会に行くときには、また利用しようと思いました。

北海道へ行くのも「三日間フリープラン」というのを利用し、飛行機・ホテル・レンタカーがセットになっていて
けっこう割安に行きました。


現地入り

大会前日の8/9(土)の昼の飛行機で旭川空港に行き、空港からレンタカーで開会式に向かいます。
さすが飛行機は早い、一時間半で北海道旭川空港へ到着。少し時間があるので空港で昼食をとります。
自称グルメリポーターの私としては、ご当地のグルメリポートも忘れてはいけません(~o~)

入ったのは旭川ラーメンのお店「旭風」。旭川ラーメンは有名ですが、空港内のラーメン店なのであまり期待は
してなかったのですが、これがなかなかウマかった。“みそ”と“塩”、どっちもウマい。
みそラーメンに星四つ★★★★、塩ラーメンに星三つ★★★を授与します。

みそラーメン★★★★ 塩ラーメン★★★


それから開会式に出席して、受付をしてゼッケン等を受け取り
当日の宿に向かいました。

この大会は車検はなく、バイクのセットも当日の朝にするので
今日の予定はこれで終わりです。

開会式も和気あいあいとして和やかな感じでした。
大会当日

スタートは午前10時。朝が早いトライアスロン大会にしては
遅めのスタートです。これは早朝にキッズの部をやっている
関係でしょう。キッズといえどすごいスピードで走ってました。
オトナ顔負けです。

スタート時間は違うけど、家族揃って大会に出れるのもこの
大会の魅力かな。

駐車場に車を停めて、受付・ナンバリングを済まし、バイク
ラックに道具を置きに行きます。
駐車場からバイクラックまでは1キロほど離れています。


ウエットを着て湖に入ると、水温が低くてびっくり。だいたい海より湖の方が水温は低く、琵琶湖や
長野の野尻湖で真夏に泳いだ事があるが、ここまで冷たいのは初めて。ウエット無しでは泳げない
ほどだ。

ここ忠別湖は、大雪山系の雪解け水が流れ込むとは聞いていたが、いやはやこんなに冷たいとは…。
アップを終えて上がったら、身体が震えてたし。8月だよ8月。やっぱり北海道だわ。
絶好のレース日和。グゥ〜グゥグゥ〜♪ スイムアップからラックまでのコースを下見する。


スタート

スタートしていっせいに選手達が湖に入っていく。湖岸の石がゴツゴツしていて、ケンケンしていくのは
かなり痛かった。「イテッ!」「イテテテッ!」と、思わず口走っちゃったじゃないかよ
石が痛いので、ブルースリーの構えになってる… スタートの湖岸に向かう。



スイムはやはり水温のせいが身体の動きが鈍く感じた。スイムアップしてクラッチを受け取り、バイクラック
までの距離は100mぐらい。バイクラックから乗車ラインまでも一番遠い位置だったから100m近くあったと
思う。ここが長いと結構疲れるんだよ。

バイクコースは多少のアップダウンはあったが景色が素晴らしかった。忠別湖を横に見ながらの最高の
ロケーションだった。しかし途中でギヤトラブルもあり、タイムは最悪でした。

折り返しで一旦陸に上がる。 再び「イテテテ!!」
おっと、隣には 大五郎が…いや、ロナウドか。 バイクラックでウエットを脱ぎ、バイクスタート。
折り返しのヘアピンカーブ
バイク降車ラインで降りる。
バイクラックまでは押して行かなければいけない。
バイクシューズは金具が付いてるから… 歩きにくいのだ。


そしてゴールへ

バイクからランになり、遅れを取り戻そうとがんばったが、やはりバイクでの遅れが大きかった。
でもトレーニングでホノルルマラソンや富士登山をしていたせいか、身体のダメージはほとんどなく
気持ちよく走る事ができた。やっぱり練習は無駄じゃないね。なんとか4時間半の制限時間内では
ゴールできた。

タイムは別にして、今回のレースは今まで一番楽しいレースでした。“自然と一体になれた感”っていうか
トライアスロンって楽しいなぁ・・・って再認識した大会でした。



 レース後に聞いた事ですが、スイム中に心肺停止になられて病院に搬送された方が、後日お亡くなりに
 なられたと聞きました。来年も大会は開催される方向だと聞いていますが、事故があった事は残念です。
 我々も、もっと真剣にこのトライアスロンという競技に向き合っていかなければと思います。
 お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。