或る1日
「日番谷君。何してるの?」
「お前なぁ……」
「別に良いじゃん。で?何してるの?」
「コレ」
「コレ?…一護さん!!!!!」
「………」
「とっ兎に角運ぼう五番隊隊舎此処から近いし」
「ああ…」
「それにしても何であんな所で気絶してたんだろう?」
「大方十一番たいから逃げて力尽きたんだろう」
「ああ……なるほど……そう言えば前にも有ったよね」
「ああ……同じようにお前が話し掛けてきたんだったな……」
「そうそう」
或る日
「日番谷君どうしたの?」
「コレだよコレ」
「え?……あっ猫だ♪」
「かなり弱ってる…五番隊隊舎近かったよな…」
「うん。直ぐ連れて行こうか」
弱りきった子猫を五番隊隊舎に連れて行くことに
「でも何であそこに?」
「治安の悪いところから逃げてきたんだろ?そして力尽きた」
「なるほど。私達第一区だもんね」
「ああ……最も治安の良い場所だったな」
「でもだいぶ落ち着いてきたねこの子」
「まぁ……一番弱い子猫は一番体力があるからな…そのお陰だろう」
「でも本当に大丈夫かなぁ?」
「大丈夫だろ…俺は仕事がある心配ならお前が看てりゃいいだろう」
「そうだね…そうする」
「とまぁこんな感じで…」
「まぁな…しかしあの時は猫だったが……」
「そうだね……」
「んっ?」
「あっ気が付かれたんですか?」
「此処は何処だ?」
「五番隊隊舎だ」
「へぇ…五番……五番隊!?」
「それが?」
「雛も離散はともかく何で冬獅郎が?」
「『日番谷隊長』だ!!ったく……」
「と言うか何故あそこで気絶を?」
「まぁ…見当は付いてると思うんだが…やちるがどうしてもって言うから」
「来たら追いかけられたと言うわけか…あほかお前」
「仕方ねぇだろ…隊舎壊す勢いだって言うんだからよ……」
「「………」」
「死ぬ覚悟できたら力尽きてあんな所で……」
「「大変だな(ね)」」
「じゃ俺現世に帰りますんで」
「「また」」
「ねぇ日番谷君」
「何だ?」
「もし自分が一護さんの立場だたらどう思う?」
「嫌だ」
「私も」
「あいつだから出来るんだ」
「あはは」