夏です!
夏祭りです!!!
と言うわけで、浴衣を着ているわけです!!!!!!
何故こんな格好かって?
学校行事でクラスで出し物をしているからです
特力は人数と予算の関係もあり
昔懐かしの出店+喫茶店をやっていて
衣装は面倒だから全員浴衣と決まったからしているわけです
そう浴衣を……
だからって何でこうなるねん!!!!!!
夏と言えば……?
上で言った通り、今学園は夏祭り中です
順位決めは無いのだが
1クラス最低1つは出し物をやらないといけないわけで
蜜柑は喫茶店のほうで頑張っていました
「いらっしゃい……棗に流架ぴょん……その他数名……」
「あれ?なんか佐倉疲れてる?」
「何もかも、殿先輩のせいで疲れてる……」
「「殿先輩……」」
と二人が言ったとたん周りの空気は氷点下
夏祭りならず冬祭り……
「佐倉……此処の説明聞いていい?」
「ああ……何の変哲も無い喫茶店のはずだったんやけど……」
「うん」
「「それじゃあつまらない」と言う事でとの先輩の発案によって生まれたのがこの喫茶店…」
「でっ?その案って何?」
「ああ其れわな……」
聞けば、最初は普通の喫茶店で衣装は浴衣
だったが、それではつまらないと店員を店員の持つアリスで指名制にしたのだ
そして指名された店員はメニューを持っていき
その人の要望を一つ聞くと言うものだった
「へぇ……」
「だから、今は浴衣からメイド服になってんの……」
どうやら前の指名者の要望はメイド服に着替える事だったらしい
「勿論テメェも指名できるんだよな……」
「そうやけど……」
「「ふーん……」」
((((((なっ棗さんと流架君が怖い……))))))
「?」
「「じゃぁ……」」
「じゃぁ?」
「「無効化で」」
「はい……ではお好きな席へどうぞ……」
「お待たせいたしました。こちらメニューになります。お決まりになりましたらお呼びください」
「佐倉……」
「このグループ全員の要望を聞くわけじゃないよね……」
「1グループ1つや……決めといてな……」
「分かった……ねぇ、棗……」
「あ……」
「どうする?着せ替えさせる?」
「ああ……何があるかにもよるが……」
「そうだね……」
「あっ!!!佐倉……」
「何?決まった?」
「決まったには決まったけど確認したい事があるんだ……」
「何?」
「「着せ替え」って、衣装はどんなのがあるの?」
「ええと……」
浴衣・メイド・バニー・ナース・チャイナガール……その他諸々
ようは何でもあり
「まぁ……こんなもん?」
「ふーん……そうだ…ねぇ、佐倉……」
「何?」
「ガリバー飴って使えるの?」
「使えるけど……」
「どうする棗?」
「そうだな……おい流架……」
「何?」
「ちょい、耳かせ……」
「何?」
ゴニョゴニョ……
(((((棗さん達何考えてんだ!?)))))
「決まった?」
「うん……佐倉……耳かして……」
と言われたので耳を貸すと
「えええええええええっ!!!!!!!」
「じゃぁよろしく……拒否権は無いはずだよね……」
「あう……」
蜜柑に言われた要望
『ガリバー飴を舐めて、アリス持続剤飲んでバニーガールのかっこうしてきて』である。
数分後
「お待たしました//////////」
そう言って出て来たのは、17、8歳の姿でバニーガールの格好をした
蜜柑だった
プツン
その時何かが切れる音がした
ガバッ
「る……流架ぴょん/////」
流架が蜜柑に飛びついた
つまりさっきの音は流架の理性が切れる音
まあ無理も無い……
未来の蜜柑はかなりの美人に育ち
生まれつきの雪のように白い肌に磨きがかかっており
それでいて、体の方も「女」になっていたのだ……
「流架ぴょん?」
ガシッ
「へっ?」
バビューンと効果音が付くんじゃないかと言うくらいに
ものすごいスピードで流架は蜜柑を連れて走り去っていった
後に残った者達はただただ呆然としていた
「はぁ……はぁ…」
「佐倉……」
「どないしたん?こんなに走って……」
「佐倉……」
「なっ……んっ……」
「とても可愛いよ」
「////////////////」
「そんな可愛い顔されたら……」
「へっ?」
ドサッ
地面に押し倒された……
「食べたくなっちゃうでしょ♪」
「るっ流架ぴょん!!!!!!!!!」
さてさてこの後はどうなったのやら……
きっととても甘い時間を過ごすことになったのでしょう……
夏と言えば祭りですが……
はしゃぎ過ぎにはご用心
でないと
どっかの狼に食べられちゃうかもね……