一度出来た縁は二度と切れない?

何でこんな事に……

何で―――――――――――



運命(さだめ)と言う名の悪戯〜〜第9話〜〜



洞窟の中で大嫌いな人間(棗と流架)の気配を感じ逃げようとするが
自分が逃げるのに慣れていない為二人にあっさりと捕まってしまう


「出て行け!!今すぐ此処から出て行け!!!!!!」

「つれないなー子猫ちゃん♪」

「人間がウチに何の用や!!ウチは人間なんか大嫌いだ!!!!」

「そんな事言わずに付き合いな……」

「早々こっちには用が有る訳だし…」

「なっ!!……きゃあっ!!」


ドサッ


蜜柑を先程まで蜜柑が使用していた布団の上に押し倒す

「俺からで良いか?流架」

「…良いよ…」

「じゃぁ…頂きます♪」

「嫌!!離し………んっ」


何度も何度も角度を変えて深く深くキスをする

キスをされる度蜜柑の顔は紅に染まり更に可愛らしく見える

抵抗が感じられなくなったところで名を聴いていないので


「なぁ…」

「……」

「お前名前は?」

「言いたくない」


蜜柑が人間相手に言う筈も無く……


「そうか…じゃぁ……」

カリッ

「あっ//」

耳朶を甘噛みされ思わず声を出してしまう

「力ずくで言わせるまでだよな?」

妙に艶かしい声で言われ蜜柑の顔は真紅と言って良いほど赤くなった

「耳元で言わんといて//////」

「そんな顔されたら止まらねぇな…」

「えっ?…あっ!」


触れる度ビクンと反応する事に気を良くし
行為を進める為に蜜柑の着物の帯を解く

シュルッ

帯を解き着物を肌蹴させ白い肌を露にしていく

現れたところから身体に赤い華を落とす


「あっ…はぁ…」


キスを身体に落とすたび甘い吐息が漏れる…

「なぁ…まだ言う気にならねぇのか?」

「ならん………やん!!!」

「これ以上逆らうなよ…逆らったらどうなるのかな?」


悪魔の微笑を浮かべた棗に逆らう気を飛ばされてしまい…

「分かった…言うわ…」

「へぇ…」


ペロッ

「ひゃあ!そんな事されたら言えんやん//////」

「早く言えよ…」

「蜜柑…其れがウチの名前…」

「ふぅん・・名前も聴けたし…続行するか♪」

「イヤーーーーー」

「嫌と言いながらさっきから声だしてんぜ蜜柑」

「言うなバカ////////」


会話が終わると一旦キスを止め両手で胸をゆっくり揉む

「あっ…はぁ…」

「此れからもっと気持ちよくなるぜ」

「へ?ああん」

次第に揉む速度を上げていく

「あん…」


片手をスルスルと下に持っていく


くちゅり…


「やん…そんなとこ触らないで//////」

「触らないでと言われたら触りたくなるんだよな」

「///////////////」

「つか濡れてるぜ?」


まずは指で中を掻き混ぜる

「ああん…そんなにしちゃイヤン」

「聞こえないなー♪」

ぐちゃ……ぐちゅ…


掻き混ぜる度聞こえる淫らな音


暫くして掻き混ぜながらもう良いかと思った棗は
着ている物を全て脱ぎ捨てる

蜜柑の足をM字に広げ先程から濡れている其処に反り勃ったモノを挿入る

「いっ…痛い痛い痛い」

「力を抜け!」


処女の証である鮮血が結合部から流れる



蜜柑が落ち着いた頃棗はゆっくり動き始めた

「ああっ…そっそんな…動いちゃ…」

「俺を壊す気か?締め付けやがって…」


パンパンと身体がぶつかる音

「あっああーーー」

「……くっ……」


棗の欲望が膣内に放たれた…

この後流架にも同様に食べられた蜜柑は
柚季に発見された時はボロボロだったそうな…



数ヵ月後妊娠してしまった蜜柑


「蜜柑の様子は?」

「はい…お元気です…ですが相手が人間だったせいで壊れてしまいました…」


ドタバタドタバタ


「何事だ!!!」

「蜜柑様がこの子達を捨てて欲しいいと…」

「早くしろ」

「はい」


いくら子供に罪は無いと言っても人間との子供

そんな子供は要らなかったのです





そして数年後


「狐の耳と尻尾の生えたお化けが居る」という噂を聞きつけた二人


「棗どうする?」

「行く」

(即答した!?)

二人は身寄りの無い子供を世話している寺へと向かう

其処には男と女の狐の耳と尻尾が生えた子供が居た

男は紫苑 黄金の狐

女は紫蘭 銀狐だった

蜜柑が生んだ双子

柚季と蜜柑の関係を表したような双子

この双子を二人はどうするのだろうか…