解ってる

棗がモテル事くらい

だから女の子に囲まれているのだって何時もの事



それは舞散る華の様



「おい蜜柑」

フイッ

(ああ…又やってしもうた…)

最近ずっと避けてしまう…

見慣れているはずの光景

でも一番見たくない光景

ウチは咄嗟に走り出した


「おい…待てよ蜜柑」

(待ちたいけど…待ちたくない!!!)






数分後


ダンッ

「いっ…た…」


この広い学園内で逃げ迷ってしまった蜜柑は

袋小路になり追い詰められてしまったのだ…


「テメェはよぉ…何逃げてんだ?ええ!!!」

「べっ……別に」

「なら何故目を逸らす?俺を見ろ!!」


顎を掴まれ乱暴に顔を向けられる

目が合った瞬間蜜柑は辛そうな顔をする

「如何した?」

「…棗が女の子に囲まれている姿は見慣れてるのに…」

「で?」

「そんでも嫌」

「つまり嫉妬したと…はぁ…」

「何やねん其のため息」

「馬鹿だなぁ…と思って…」

「ばっ…馬鹿って……ひゃあ」

気が付くとお暇様抱っこをされている自分が居る

「なっ棗///////」

「嫉妬は良いとして…俺から逃げた罰を受けねぇとな」

そうして二人は何処かへ行った…





「棗…此処って…」

「俺の部屋」

「いっ嫌」

「拒否権無し」

と言って部屋に入り蜜柑をベッドへと運ぶ



「なっ棗」

「何だ?」

「ナニヲスルンデスカ?」

「何だろうな♪」

「いっ嫌――」


悪魔の微笑み浮かべた棗は更に無敵

嫌がる蜜柑を他所に嬉々として蜜柑の服を脱がす

「なっ棗/////」

「隠すなよ」

「で…んっ……」

角度を変えて口内を味わう棗の舌

キスの後首筋…鎖骨と下がっていく唇

「はぁ…」

「小せぇな…」

「こっ子供なんやから当り前やん//////ひゃあ!」


棗の舌がピンクの突起を捉える

ビクンッ

「やん//////」

「嘘吐け…ほら…こおんなに硬い」

カリッ

「あっ!」


胸の頂きのものに触れられ反応する体

そして先程まで胸を撫でていた手は下のほうへ


「ひゃあ!」

「下着の上から分かるくらい濡れてるぜ…」

「嫌言わんといて」


グチュッ…グチュッ…

「あっあっ」

「指だけで締め付けるのか?」


指を抜き差しすると素直に反応する身体

「蜜柑」

「?」

「もう限界…」

「え?………ああん!!!」


見事に反り勃ったモノが蜜柑を貫く

「挿入しただけで締めんな…」

「だっだって…ひゃあ!!!」


パンパンと身体がぶつかり合う音

グチュグチュと結合部から奏でられる淫らな音

「ああっ」

弱いところを突かれ甘い声しか出せない


「あ!?ああああああああっ」

「…くっ…」

切なげな声と同時に棗は欲望を膣内に放った

その後蜜柑は避けなくなった

だって後が恐いから……